自転車に乗れた
下の娘の話です。
ただ今、年長さんなのですが、最近自転車に乗れるようになりました。
乗れるの定義は、補助輪無し親の補助無しでスタート&ストップが一人でできる事です。今のところ自分が横で並走(こちらはジョギング)しないとまだ不安な状況ではありますが、速度を落としたりカーブでも一応フラフラしないレベルです。公道に一人で乗るにはまだまだ不安な状態です。
練習期間は補助輪を外してからの半年くらいでしょうか。1回あたり15分くらい練習を5〜6回繰り返して乗れるようになりました。
梅雨や真夏の暑い時期は乗らなかったので、期間は掛かってしまいましたが、比較的順調に乗れるようになったと思っています。
順調に乗れるようになった要因としては、子供の性格とタイミングだと思っています。
性格については人それぞれですが、負けん気の強い子なら誰かと比較するのも良いでしょうし、想像力豊かな子であれば自転車に乗れるようになったら〇〇屋さんまで行こうねとか乗れた後の世界を伝えるとかして上手くやる気を引き出すのが重要です。下の子はモノで釣るのが1番やる気が出るという現金な娘でした。なんだかな。
あとはタイミングですね。復習よりも予習が重要だと思っています。練習前に盛り上げて気分が乗っている時であれば、比較的集中力が続きます。そもそも子供は集中力が持たないし、楽しくない事は長続きしません。練習開始してすぐに失敗しないように、できている部分からやらせます。
2人の娘をみてきた自分が、なんとなく掴んだ自転車に乗れるようにするコツは以下の6点です。
- とにかく自信をつけさせる。ちょっとでも上手くいけば大げさに褒める。
- 練習中に失敗したり飽きてきたりしたら、気分転換に別の事をさせる
- ハンドルを持って補助してあげるのではなく、なるべく自転車の後ろ側を持って補助してあげる
- (親の)体力を付ける。
- (親の)腰を労る
- 自転車が乗りやすい練習場所を見つける
少し補足します。
1番目は言わずもがなですね。自転車は怖いと思う前に自信をつけさせてしまうとベストです。極端な話、自転車にまたがった姿勢だけでも褒められますよ。
2番目はちょっと嫌な思いをしたら違う遊びをする。自転車乗れると楽しい事増えるよねーとさりげなく自転車に向かわせないとなかなか戻って来れなくなるのが難点ですが、嫌な気分を引きずったまま練習しても決して上手く行きません。
3番目は自分がコントロールしているという感覚を身につけてもらうためです。親がハンドル操作を率先してやってしまうとどうしても頼られてしまいます。補助輪を外してすぐはハンドルを操作してバランスをとる事を体に覚えさせる必要がありますが、なるべく早くハンドル補助は切り上げましょう。
4番目は子供より親が先にダウンしてしまうとせっかくの成長が止まってしまうからです。案外ここ重要だと思います。自転車の練習すると決めたらとことん付き合ってあげるつもりで。
5番目はなかなか深刻な問題です。なるべく自転車の後ろで支えてあげてと言いましたが、アシストバー(アシスト棒)がない自転車だと屈んだ状態で支えることになります。この状態で走るので腰にきます。サロンパスを貼ってあげてください。
6番目は、初めは乗れることが重要なので直線が長めでデコボコが少ない柔らかいアスファルトがあると良いですね。カーブも緩ければ最高です。ローカルな話ですが「朝霞の森」なんかは良い自転車練習環境だと思います。
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ちなみにランニングバイク(ストライダー)などをやっていると自転車に乗れるのが早くなるとも言われています。我が家は持っていなかったのですが、気分転換に使うのもありなんじゃないかと思います。
ちなみに幼児向けに30分で乗れるようになる自転車教室みたいなものもあるようですが、我が家の周りでは開催されていないので、近所の自転車屋さん(の元気なお兄さん/お姉さん)が有料で開催してくれると腰を痛めずに済むのでサービス化してくれないでしょうか。親が補助すると自分の子供の自転車乗れる瞬間を間近で見れるというプレイスレスな価値もありますが、目的は子供が自転車に乗れることです。親が怪我しちゃうと危険もないしいいと思うのですが。
あと、上の写真を撮ったタイミングではヘルメット被っていませんが、初めはプロテクターなど転んでも大丈夫な装備をしておきましょう。せめて厚手の長袖長ズボンなどを。