
今まではずっと往復式の電気シェーバーを使ってきました。
往復式で特に不満はありませんでした。しかしずっと気になってはいました。回転式シェーバーの方が自分に合っているのではないか、という可能性を捨てきれずにいたのです。
往復式と回転式が比較ができれば嬉しいのですが、流石に店頭で髭剃りをお試しするのは自分的には難しいですし、そもそも髭が伸びている状態で比較をしたいので髭を伸ばしたまま店頭へ伺うのも勇気が必要です。
もしかしたら今よりも素晴らしい髭剃り体験が待っているかもしれない、という妙な期待が膨らんでしまい、次回買い換える時は回転式にしようと決めておりました。
狙うは最高峰。9000プレステージの型落ちを探す日々
せっかく買うなら「安物買いの銭失い」にはしたくない。廉価版ではなく最高品質のモデルを、でもできるだけ安く手に入れたい。
ターゲットをフィリップスの最高峰「9000プレステージ」の型落ちに絞り、価格をウォッチしていました。
一時期は値上がり傾向で熱が冷めかけていたのですが、たまたま「OCNオンラインショップ(NTT-X store)」を見ていたらチャンスが到来。2023年モデルの「SP9840/32」が、クーポン適用でなんと2万円を切る価格で売り出されているのを発見し、「もう買っちゃえ!」と勢いでポチりました。(※2026年3月時点の価格です。楽天のOCNオンラインショップが安い時もあるので要チェックです)
届いた実物は高級感たっぷりで格好よく、「早く朝の髭剃りタイムにならないかな」と充電しながらテンションは最高潮だったのですが。
実際に3ヶ月使って分かった「回転式」のリアル
結論から言うと、往復式から乗り換えた自分の満足度は「ちょっと微妙」でした。良いところもあるのですが、それ以上に戸惑う部分が多かったのです。
❌ デメリット1:とにかく髭剃りに時間がかかる
今までパナソニックの5枚刃を使っていたときは体感1分ほどで終わっていた髭剃りが、なんと3分くらいかかるようになってしまいました。
原因は、構造上「刃を髭に当てるのが難しい箇所」があることです。3つの回転刃の周りにある“角張ったフレーム部分”が邪魔をして、とにかく鼻の下が剃りにくい。鼻の下をこれでもかいうくらいと伸ばしながら、丁寧に何度も繰り返し往復(回転)する必要があります。
以前のフィリップスの2019年モデルは接触面が丸く、回転刃の占める割合が大きかったので問題なかったはず。この角張ったデザインは正直「改悪では?」と感じてしまいます。(※ちなみに最新の2025・2026年モデルも角張ったデザインですが、刃の占める割合は若干改善されているようです)
❌ デメリット2:ユーザーに求められる「コツ」が多すぎる
回転式で綺麗に剃るためには、ユーザー側が意識しなければならないルールが多すぎます。
- 剃る部分の肌を⼿で引っ張り⽑を⽴たせ、⼩さく円を描くようにゆっくり動かす
- 刃は時計回りに回転するので、これとは逆に反時計周りにシェーバーを動かす(←どこから見て反時計周りなのかもわからない!)
- ⿐の下を剃るときは、指で肌を引っ張り、ヒゲを⽴ち上がらせながらゆっくりと⼩さな円を描くように動かす
ただ滑らせれば剃れた往復式に比べ、3か月使った今でもこのコツをマスターできているのか自分では自信がありません。
一応回転式ならではのメリットも
少し辛口になってしまいましたが、もちろん良い点もあります。
⭕️ メリット1:何度も往復しても、肌へのダメージがほぼゼロ
前述の通り、これまでの3倍近く時間をかけて何度も肌の上を転がしていますが、肌へのダメージやヒリヒリ感はありません。一般的にも言われている通りこれは間違いなく回転式の強みです。結果として、往復式を使っていたときよりも時間をかけて丁寧に剃り上げることにより「深剃り」自体はできていると感じます。
⭕️ メリット2:電源不要のシンプルで賢い洗浄器
個人的に良いと感じたのが洗浄システムです。このモデルの洗浄器は電源が不要で、シェーバー本体のモーターの力を使って洗浄液を循環させます。これは非常に効率的です。
以前使っていたパナソニックの自動洗浄器は一度動かなくなり、分解清掃してなんとか直した経験があります。フィリップスのように構造がシンプルな方が、長期的に見て故障のトラブルは少ないはずです。
まとめ:今後の「切れ味長持ち」に期待
現時点では「時短の往復式」か「肌に優しい回転式」かで言えば、雑で時間重視の自分にとっては少し微妙な結果となりました。
ただ、電気シェーバーとして「刃の切れ味がどれくらい長持ちするか」はこれから試されるところです。フィリップスの刃がこの先長く持ってくれれば、長期的な満足度はじわじわと上がっていくかもしれません。もしくはそのうちコツをマスターして回転式から離れられなくなることも少しだけ期待しております。

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