運動音痴な小学生が運動会で速く走るコツ
小学校の運動会に向けて、運動が苦手な娘と走る練習をしました。
自分も娘も運動についてはあくまで苦手なだけで、嫌いではないと思っています。ただ、闘争心が希薄というか負けて悔しいと思うこともなかったりします。もちろん運動会の徒競走で少しでも速く走りたいという気持ちはあるようです。なので、今回は楽しい範囲での練習になります。
まずは娘が走っているところを見てみると、体重が軽いからかふわふわ飛ぶように走っていて、素人目にも力が逃げてしまっているように思えます。さらには、なぜか直進しないで、ふらふらと別の方向に曲がっていったり、よーいドンからワンテンポ遅れてスタートしたりと、なるほど少し残念な感じがします。
さてどうしたものかなと思って、WEBで(小学生や幼稚園児の)走り方を検索してみました。走り方にはいろいろな意見があってどれを信じてよいか迷ってしまいますが、大まかに以下の3点に集約されると思います。
- まっすぐ走る
- 姿勢よく走る
- 最後まで走る
今回の練習は、あまりたくさんの指示を与えずに、わかりやすい指示を2つくらいに絞ってそれだけをやらせようと思います。(正直、練習する時間が少ないので)
まっすぐ走る
まっすぐ走るのは当たり前な気もするので、口で教えるのはなかなか難しいです。 なので、なるべく直線コースでまっすぐの線の上を走るように教えたかったのですが、そのような線のある環境がなくて、 仕方ないので、自分がゴールになって自分めがけて走ってくるように教えていました。「俺の顔を見ろ」的な熱い感じで声をかけたり、方向がズレたら、もっと右とか左とか指示を出す感じで。
でもこれは本番では使えないし、継続してやらないと効果がない練習方法だと思います。
姿勢よく走る
よい姿勢というものは正直自分にもわかりません。でも娘の姿勢が悪いのはわかります。
自分がマラソンを走る時は、頭のてっぺん(つむじあたり)を糸で上に引っ張られるイメージを持って、走っています。イメージと現実はだいぶ違いますが。
娘にこれを教えようとするも、髪の毛の一部をひっぱるというスパルタな感じしか思いつかなかったので、別のアプローチをとりました。「胸を前に出して走ろう」という声がけをしました。ど根性ガエルのTシャツのイメージです。不格好なのは変わりないのですが、多少ふらふらしないで走れるようになった気がします。
あとは腕の振り。こちらも左右のバランスが悪かったり、脚の動きとあっていなかったりしていたので、なんとかならないかと思ったのですが、今回は「速く大きく振る」ことだけを教えました。本当は肘は90度に曲げて、こぶしを顔の前にもってくるとか教えたいところですが、とりあえずはわかりやすさ優先で。
これはすぐに効果あるかどうかわかりませんが、今は足だけで走っている感じなので、全身をつかって走る感覚を身につけてもらえればなと思っています。
最後まで走る
疲れちゃうのか途中で減速する娘。スタートダッシュはしょうがないにしろ、最後まで全力で走って欲しい。(←そのほうが負けてもかわいげがあるだろうという計算)
対策としては、ひたすら声をかけること。まさかニンジンを用意するわけにもいかないし、鼓舞することにより走り切ってくれたので、これは声をたくさんかけて応援してあげるということにしました。
ということで、娘には「胸を前に出して走ろう」「(腕を)速く大きく振る」の2つを重点的に教えました。さてさてどうなることやら。
実際に運動会を走ってみて
娘は50mを走ります。練習では常に4人中4位とのことだったのですが、練習の成果がわかりやすいポジションとも言えます。さて本番。走っている最中はカメラの撮影に集中してしまい、声援を送らないというミスを親がしてしまいましたが、腕の振りはなかなか良くなってきていると思いました。
結果は、3位!
練習の成果がちょっとでも出てくれてよかったです。胸を前にというアドバイスは娘には少し難しかったかもしれません。それよりもスタートのタイミングの練習のほうが効果が実感できそうだとおもいます。
ちなみに、練習するにあたって、ルコックのかわいい感じの運動着を買いました。将来一緒にマラソンを走ってもらおうという期待も込めて。これが案外モチベーションになっていて、走りに誘うと嫌がることなくそそくさと着替えてきます。
靴については、足の幅が狭い娘は通常の靴幅EE(2E)というサイズではなく、Eがぴったりくるようです。でもEの靴は種類も少なく店舗にあまり在庫がありません。そういった商品はネットが便利です。Amazonだと靴幅でも検索できるし。ということでシュンソクを買いました。
[amazonjs asin=”B00KKETPXE” locale=”JP”]
これも気に入ってくれたようで、カタチから入るのが好きな親の遺伝子を感じました。ちなみにマラソン自体は、1kmくらいなら飽きずになんとか走れるようになってきましたよ。ということで次は朝霞の親子ふれあいマラソンに出場したいです。