活動量計ってなんだ?
ライフログには興味があるけど、活動量計にはそこまでの魅力は感じていませんでした。
アクティビティトラッカーとも言われる活動量計とは、乱暴にいってしまえば、歩く以外の動きも計測できる歩数計(万歩計は商品名)です。歩行だけじゃなくて、走ったりとか睡眠中の動きとか、様々な活動を計測できます。
いろんな活動の結果(ログ)をスマホ等で確認して、ニヤニヤしながら今日は頑張ったとか、明日は頑張ろうとか、そういった使い方を目指しているんだろうけど、それが自分にとってメリットがあるかどうかは謎です。
体重とか体温とか、身体のデータをきちんと管理しているしている人にとっては、活動のログも一緒に管理することで、新しい何かが見えてくるのかもしれません。
自分の周りでは、活動量計をつけている人はまだ珍しいけど、世の中にはたくさんの製品が出回っているようです。SonyとかFitbitとかJAWBONEとかWithingsとかGARMINとか。今後流行りそうな気配はあるけど、結局爆発的には流行らないといった状況なのでしょう。
と、ちょっとだけ興味はあるけど、お小遣いを消費してまで欲しいものではなかった活動量計ですが、会社の福利厚生プログラムで手に入れるチャンスがあったので、速攻で申し込みました。実は、やっぱり欲しかったのかも。
手に入れたのはムーヴバンド3。所謂、リストバンド型の活動量計です。
付けてみた感じ、めっちゃ軽いなと思いましたが、案外厚みがあるのが気になります。そもそも普段あんまり腕時計をしない人なので、手首に何かがあるだけで少し違和感も感じますが、まあ許容範囲内。洋服の着脱の際に付けていることを忘れ、袖口にひっかりバンドが外れそうになったくらい、存在が消えている時もあります。
ムーヴバンド3で計測できるのは、
- 活動モード:歩数、消費カロリー、移動距離、アクティブ時間(早歩き・ジョギング)
- 睡眠モード:睡眠時間/状態(深い・浅い)
と、まあ普通の活動量計です。特徴をあげるとしたら、
- 活動モードと睡眠モードを自動的に切り替えてくれるので、本当に付けているだけで勝手にデータが計測できる(事前に時間指定する必要あり)
- 目覚ましアラームを設定すると、その時間より前で、かつ眠りが浅いときにバイブレーションで起こしてくれる
- 時計が表示される
1.について、活動モードと睡眠モードは一般的には手動で切り替える必要があるらしいので、かなり便利な機能みたいですが、以前の不便さを知らない自分には、そうなんだくらいの特徴です。
2.のぱっちりアラーム機能は、相当素晴らしい機能だと思いますが、自分の場合、常に眠りが浅いようで、あんまりその恩恵にあずかれていません。深い眠りが睡眠時間中10%しかないのはなんでだ?
3.は、ボタンを押す必要がありますが、やっぱり便利ですね。携帯あるから時計いらないと思っていたけど、腕時計を結構使うシーンは思った以上に多いです。
ということで、一週間、ムーヴバンド3を付けて生活をしてみました。計測結果は「わたしムーヴ」というスマホ用のアプリで確認できます。このアプリを使うことでムーブバンド3とスマホは勝手にデータ通信(Bluetooth Low Energy)してくれて計測データをスマホ上に蓄積してくれます。
一週間分のデータ量なので、結論を出すにはまだ早いかもしれませんが、ムーヴバンド3からの計測結果によると自分は、
- 運動しない日、特に平日は5〜6000歩と全く歩いていない
- 睡眠は常に浅い状態で、夜中に結構起きてしまっていることが多い
このことから何が言えるのか。それが活動量計の意味だと思うのですが、あんまりよくわかりません。
確かに最近昼間にとても眠いのは眠りが浅いからかもしれません。もっと運動して疲れてから眠った方がいいのかもしれません。
もしくは同時に体重とか体温とか血圧とか何を食べたかとかを計測することで、眠りが浅い理由がみえてくるのかもしれません。
自分の場合、眠りが浅いということに気づいたのが最大の効果かもしれません。
活動量計はどのくらい活動したかを数値で表してくれるので、わかりやすい指標を手にいれるのはもってこい思います。それ以外のいろんな身体データを集めたいという気にもなってきましたが、どちらかというと普段身体をあまり動かさない人こそ、活動量計で数値を可視化した方が良いような気がします。
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