早起きってそんなに凄いのか
ちまたではよい習慣をはじめ悪い習慣をすてようといった本やブログが溢れている。
これはもう流行といってもいいくらいだ。(独断と偏見あり)
ということで、自分もよい習慣化にチャレンジ。よい習慣の筆頭にあがるのが、日記を書くことと早起きをすること、あとは読書。
なんだか小学生の目標みたいだ。とりあえず今回は早起きという継続が非常に難しいやつにターゲットを絞った。早起きは三文の得と昔から言われているし、朝は子供や家族にも邪魔されないし、なにより夜は早く寝たいし。
まー、早起きするだけで、朝活とかたいそうな事はしないって感じではじめていきたい、と。
まずは早起きの習慣をつける。
今回は習慣化させるためにiPhoneアプリを活用することにした。こういった調査や準備はなんか好きです。
Sleep Cycle alarm clock
価格: ¥85 (執筆時点)
バージョン: 3.0.1(サイズ: 7 MB)
定番の目覚ましアプリ。眠りの浅くなった時にアラームを鳴らしてくれるんだけど、そこまですっきり目覚められるわけでもない。でもいつ寝て、いつ起きたのかがログとしてたまっていくのでよいね。
まずはこいつを朝5:30にセット。(5:00~5:30の間で眠りが浅いときにアラームがなる)
Due ? リマインダー、タイマー、アラーム
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バージョン: 1.7.4(サイズ: 18.4 MB)
次はリマインダー。これも定番アプリらしい。低血圧気味の自分はSleep Cycle alarm clockで一応目がさめても二度寝してしまうので、5:35に「よい習慣のため、起きて」とアラートをだしている。このアラートを止めるにはこのアプリを起動して完了のタップをしなきゃなんだけど、この複雑な操作をするうちになんとなく目がさめてくる。
Daily Deeds
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バージョン: 1.4(サイズ: 1.2 MB)
最後に習慣化するためのモチベーションアップにつながる、自分がんばったよ記録アプリ。
娘の幼稚園で休まず出席するとシールを貼ってもらえるのと同じ。早起きできたらこのアプリで「早起きをする」をタップ。カレンダー形式でこの日は「早起き」ができた/できないがみれるようになっており、これをチェックしたいがために早起きをすることもある。
ちなみに早起きの準備のため、といろいろ調査したけど、採用したのはほとんど以下の本からのアイデアだった。
iPhone習慣術
本を購入すればPDF版も無料でダウンロードできるのはいいね。
で、習慣化といっているくらいだから、2週間くらいは早起きしてみようと思った。この2週間をレポートしてみる。
初日はいい感じ。いつもと違った雰囲気に興奮していたんでしょう。習慣化してこの雰囲気が味わえなくなるのはいやだなーとか思ったりするくらい。
2日目も割と苦労なく起きられた。夜明けの写真とか撮ったりして。晴れているだけでうれしかったり。
3日目。つらかったね。3日坊主とはよく言ったものだね。とりあえず起きてソファに座って、寒い寒いと縮こまっていたら寝落ちしそうになりました。
4日目は土曜日。休日というのもあってすんなり起きれた。腰のリハビリ中で運動ができないのでウォーキングするなど。朝の街の雰囲気もいいね。だんだん慣れてきたかも。
と、ちょうどつらい時期に休日だったのでなんとか持ちこたえられた。
7日目。前日遅くまで残業で、どうしても夜寝る時間が25時くらいになってしまう。
睡眠時間が重要か、早起きの習慣が重要か迷いが生じる。朝起きた時の体調で決めようと思ったが、絶対眠いに決まっている。睡眠時間が長くても眠いのだから。
今回はがんばって起きようと、なんとか起床して、しかしほとんどぼーっとしていた。
ここから先は順調にすすむ。
10日目。なぜか娘もいつもよりはやい時間に起きはじめる。自分の時間がなくなるのは残念だが、娘が自ら起きてくれた方が機嫌がよくていい。
11日目。休日だったので、5:00起きに変更してみた。でも午前中に昼寝するというなんだか本末転倒かもしれないことをしてしまう。
13日目。風邪を引いてしまう。さすがに家族に止められて連続早起き記録は12日でストップ。以前と同じ時間に起きたら、支度に結構焦った。
14日目。5:00起きができずに5:30起床。
そして本日16日目。5:00起き。一日風邪ひいて起きなかったけど、2週間早起きしてみました。興奮もなくなっていて、これで習慣になったと言えるかな。
さてさて、早起きしてどうでしたかということなんですが。
凄いぜ、人生が変わるぜって感じはしない。
基本的には睡眠時間はそこまで削っていないので、夜過ごしていた時間が朝過ごす時間に変わっただけ。
今まで夜寝る前のダラダラ過ごしていた至福の時間が、早起きしなきゃでなくなり、その代わり一人の時間が生まれた。
せっかくだから、本を読もうとか、考える時間に充てようとか思ったけど、そこまでたくさんの時間があるわけでもなく家を出る時間を常に意識してしまうため、読書の場合だとページが進まずいらいらすることも。
夜のようなリラックスした状態ではない。
逆にいうと時間が決まっているのと、邪魔が入りにくい環境ということで集中はできる。
あとは習慣化してしまうと効果は薄れるだろうけど、朝は特別感があっていい。
みんな寝ているのに自分は起きているとか、朝日が昇る瞬間を拝めたりとか。
あとは、せっかく朝早く起きたのだから、何か新しい事を始めようと気分になる。
結論としては一日のなかで、時間を決めてやりたいことがあるなら、朝。
やりたいことがこなす量によるなら夜。
自分的には2週間早起きができたのでこのまま習慣化するつもり。
夜より朝のほうが好きという気分的な部分もあるし、せっかく早起きしたのだから
というのが自分にとっては案外大きかったり。
最後に。
早起きを目的にしても、何にもならない。あくまで早起きは手段。
何か目的があると早起きのモチベーションにもつながる。
ただし、目的を探すための静かな時間が欲しいという意味では早起きは悪くない。