iPhoneと連携するG-SHOCKを使ってみた1週間

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前回の記事で購入を報告したGB-5600AA-1AJ。1週間使ってみたのでレビューをさせていただく。

GB-5600AA-1AJ

良かった点

そんなの当たり前だよ、ということもあるかもしれないけど、自分が想定していたよりも、という前提で。

電池の持ちがよい

もちろん2年間は持つと言われるG-SHOCK側については、まだレビューできる段階じゃない。なのでiPhone側の電池の話です。iPhoneに関してもG-SHOCKとBluetoothでつなげている分、バッテリーの消費が激しくなり、電池が持たなくなるかも想定していたが、ほとんど(自分の感覚ではまったく)今まで変わらない。これは嬉しい誤算。バッテリーを気にすることなく今まで通りの使い方ができます。

時計側の設定が細かい

通知を受信した場合、ピッという電子音かバイブか、その両方ともかという3パターンの通知方法を選べるんだけど、それが電話着信の場合、新着メールの場合、iPhoneから離れてしまった場合とそれぞれ設定できる。もちろん時計のアラートも独立して設定できる。時計のアラートはVIBかBEEPしか選べないので両方いっぺんに通知は無理っぽいが。

あとは時計側のアニメーションを設定でなしにできる。電池が持ちそうなイメージなので自分は切っています。

一度設定してしまえば、運用は楽チン

初めてG-SHOCKとiPhoneを接続するときは結構面倒な設定があったけど、一度接続された後はほとんどなにも考えなくていい。例えば、夜に家に帰ってG-SHOCKを外す。外してしばらくすると勝手にPS(パワーセーブ)モードになり、接続が切断される。そして朝出かける際に腕時計をすると時計が動きを検知して、勝手に接続をしようとする。(近くにiPhoneがあれば接続される)

またiPhoneから(G-SHOCKが)離れてしまった際に通知をしてくれるが、その後にiPhoneの近くに戻った際にも勝手に接続をしてくれる。おそらくiPhoneから離れてしまった通知を受けた場合は、(自分の感覚では)5分間隔くらいで接続をリトライしている感じ。でも一定期間(1時間くらい)リトライしてもダメな場合はリトライを停止している模様。頭いい。

そして接続が切れていて手動で接続させたい場合も、時計側のCボタン(GB-5600AAの場合、Zの書き順に沿ってAボタン→Bボタン→Cボタン→Dボタンと呼びます)を2秒間長押しすればOK。接続されたこともバイブで教えてくれます。iPhone側のアプリの操作は一度設定してしまえばもう触らないのだ。

メモリ解放アプリでは接続が切断されない

自分が使っているのはiMemoryGraphというアプリで、iPhoneのメモリのお掃除をしているが、これを使っても接続が切断されない。これはうれしい。ちなみにアプリを終了(ホームボタンをダブルクリック後、アイコン長押しで×ボタンを押下)の場合は切断されます。(さらにちなみに、このアプリ終了をした場合、初期接続からやり直さないと接続不可になった事象が1回だけですが発生しました。)

見た目が案外いい

(だれも褒めてくれないので)自己満足の世界ですが。とてもいいと思います。あと案外軽いという点も付け加えておきます。スクエアモデルのほうが軽いんです。

悪かった点

これも仕様どおりなんだろうけど、自分的に気になってしまった点、という前提で。

接続範囲ギリギリの時に、切断しましたと接続しましたの通知が繰り返されるのがウザい

記述の通りですが、iPhoneとG-SHOCKの距離が15mを超えると離れたよ通知がくることが多いのですが、10〜15m離れた付近に留まっていると離れたよ通知と、接続しました通知が繰り返されることになり、なんだなんだこの通知は、いうことになります。ちなみに、経験上、一定時間たつと切断状態で通知がこなくなることがわかっています。

距離が離れて切断された際に、リトライを試して失敗した時は電子音が鳴る

今のところ、自分にとってこれが一番気になる悪い点。例えば職場では鞄にiPhoneを入れっぱなしにしているんだけど、G-SHOCKはしたまま。トイレとかで席(鞄)から離れた際ならすぐ戻るから一度切断されても次のリトライのときには正常に接続される。でも会議などで席から遠く離れると、会議が終わるまでiPhoneから離れたまま。会議室にいくまでの間に切断通知がきて、その切断状態で会議をしていると、自動で接続をしようとするリトライが走るんだけど、iPhoneが近くになくて接続(リトライ)失敗した際に、ピッと電子音が鳴るのだ。設定を探したけど、これをバイブ(もしくは通知なし)にする方法が見つからない。音の通知は嫌いなので消したいのだが。公式ページにも以下の記述があった。

リンクロス後に携帯電話と自動再接続できなかった場合:

いったん再接続の動作をやめて「ピッ」と電子音を鳴らし、時計表示に戻ります。リンクは切れたままなので、Bluetoothマークは消灯します。 その後約10分おきに、再接続を自動的に行います。再接続の試行中はBluetoothマークが点滅し、リンクロス画面が表示されます。 約1時間のうちに携帯電話と再接続できなければ、時計はBluetoothをOFFに切り替えてBluetoothマークが消灯します。この場合は、再接続の操作を手動で行わないと、リンクは切れたままになります。

検索開始してから接続完了するまでの時間が長い

感覚的に1分以上かかっている。いろいろ試験したかったりすると待ち時間は長く感じるし、探しているときに時計側の他の動作ができなかったりするので、ここはがんばって接続までの時間を短縮してほしい。もしかしてBluetooth4.0の仕様だったりするのかな。そんなことないよね、2.0時代でこれより速い接続時間の機器たくさんあったもんね。

まとめ

この時計をしてから、本当に電話にでれるようになった。そしてメールにも気づくようになった。メール通知はリアルタイムじゃなくて最短5分間隔なんだけど、それでも今までより全然早く気づくことができる。あとは普通に腕時計便利です。会議中に腕時計を何度もみることではやく会議終わらせようぜアピールができます。というのは冗談にしても本当に買ってよかったです。もう少し使ってみて長期レビューとかしてみようかな。メールの未読のみが通知される仕様なので、GMailフィルタで余計なメルマガは既読にしておくと便利、とかそういうTipsとか書こうかと。

この1週間、いろいろ弄くっていて楽しかった。ブランドといい仕組みといい、男心をくすぐるこれぞガジェットって感じ。

あとは、この時計がミュージックアプリの再生/停止、1曲進む、戻るができるにようになったら、さらに便利なんだけどなー。CASIOさんご検討いただけると幸甚です。

 

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コメント


  • zuco

    これイイネ!と思ったけど、アンドロイドはカシオNECだけなんだな。まぁ当たり前っちゃー当たり前なんだけど。


    • atsuron

      一応、シャープのもいくつか使えるようだぜ。まぁ対応機種少ないのは否めないけど。

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