iPhoneと連携するG-SHOCKの細かい使い勝手

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なんだかすっかり気に入ってしまったGB-5600AA。しつこいようだけどもう少しだけレビューにお付き合いください。結構オススメな製品なので、もっと普及すればいいのになと思っています。そしたらBaby-GとかPRO TREKとかにも派生していったり、スマホ連携機能が充実するのではと期待して。

※GB-5600AAの購入記事1週間目のレビューも合わせて読んでいただけると幸甚です。あとGB-6900AAは、機能が同じでデザインが違うだけです。

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メールの設定について

 自分はすでに携帯キャリアメールを使用してなくて、GMailにすべて集約しています。なのでキャリアメール非対応という仕様はあまり問題になりません。どうしてもキャリアメールを通知して欲しいという人は、docomoの場合はiモード.netに申し込んでimotenにて無理矢理GMailに集約するとか、auの場合はezwebメールサービスにてGMailなどに自動転送設定をする、といった方法もあります。(ソフトバンクはわかりませんです)

キャリアメール非対応はわかったけど、インターネットプロバイダが提供しているようなメールはどうなんだ?CASIOのサイトによると、以下のアドレスにのみがOKといった表がある。

メール受信通知 Eメール

  • @gmail.com
  • @yahoo.com
  • @icloud.com
  • @yahoo.co.jp
  • @aol.jp

 試しに表に存在しないOCNが提供しているメールアドレスをG-SHOCK+アプリにて設定してみたら、すんなりできちゃいました。POP/IMAP対応でポート番号さえわかっていれば、リストにないメアドでもなんとかなりそうですね。

オススメはGMail

でもやっぱりGMailが使い勝手がいいような気がします。G-SHOCKのアプリは最短5分間隔でメールサーバに新着メールを取得しにいって、あれば時計に通知してくれます。その際、既読メールは除外されます。なので、GMail側でフィルタを活用していっぱいくるメルマガなどは既読にする設定にしちゃえば余計な通知は来ません。この設定がやりやすいGMailがオススメの理由です。

ちなみにG-SHOCK+アプリ側のメール受信通知設定には、インターバルの設定のほか、「連絡先参照」設定のON/OFFがあります。これはiPhone側の連絡先(アプリ)に登録してあるアドレスのみ通知してほしい場合にONにするのですが、これをONにしておくと、時計側の通知が連絡先(アプリ)に登録してあるふりがなの通知になります。勝手に半角カタカナに変換してくれて。

電話の設定

iPhoneの場合、G-SHOCK+アプリ側での電話着信通知の設定は、する/しないしか選べません。誰からの着信はもちろん、番号もわかりません。時計側には「Incoming Call」と表示されるのみです。(もちろん時計側の設定でアラーム音を鳴らしたり、バイブで知らせたりはできます)

表示はともかく、きちんと電話着信を逃さないように、リアルタイムで時計側に通知をしてくれているか検証してみました。

結果はiPhone側で着信を確認してから、約0.2秒後には時計にも通知がきていました。0.2秒というのはかなり感覚に近い数値ですが、ほぼリアルタイムです。全く問題ないレベル。

リンク切れについて

どのくらいの距離でリンクが切れるか

Bluetoothの電波が届く範囲からギリギリ外れた場所にいると、リンクが不安定になり、通知がたくさん来ます。ではどのくらいの距離が不安定になるのか実測してみた。

前回の記事で10〜15m離れた付近で切れたり接続したりと書きましたが、それは直線的に障害物がない場合のよい条件のとき。直線距離ではないのですが、家の中で違う部屋に行くなどして計測したところ、7〜8mくらいのところでも不安定になりました。さらにドアを閉めたりすると、もう少し距離は縮みます。5mくらいでも不安定って感じ。ちなみにメジャーとか無いので、自分の歩幅を使って計測しています。なんか切ない。

リンクが切れた場合の対策

基本的には時計側のCボタンを2秒長押しで解決するけど、それでも再リンクしない場合

  1. 時計側が接続準備状態になっている時に、iPhone側のG-SHOCK+アプリを立ち上げる
  2. G-SHOCK+アプリ側で「G-SHOCKを探す」をタッチ
  3. 「G-SHOCKを探す」で時計の機種名が表示されたらタッチ。接続準備中となることを確認

大抵、1番目だけでうまくいきますが、それでも接続されない場合は、2.3.の手順をやればほぼ再リンクされます。

最後に

最近BluetoothなG-SHOCKのレビューばかりですが、特に関係者ではないです。でもデザインもブランドも含めて好きになりました。スマホ流行という大きな時代の流れのなかで、うまくシナジーを出せた例だと思います。

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