自分にとって電子書籍リーダーは必要か?
本を読むのは好きだ。
いや、単純に好きと言い切るのも少し違う。 読まなきゃ駄目だという強迫観念も感じてしまうくらい苦痛なときだってある。
- 楽しい本は単純に好き
- 難しい本は読んでいるときは辛いけど読了した感動もあるのでまあ好き
自分にとって、楽しい本とは、小説とか雑誌とか。難しい本とは、仕事で使うような本とか、(本格的な)ビジネス書とか。
とにかく本がまあまあ好きな自分としては、電子書籍リーダーがとても気になるんです。なので自分の読書環境を顧みつつ、電子書籍リーダーが必要か考えてみた。
現状の読書スタイル
- 夜寝る前に家で読む
- 通勤中など電車の中で読む
- カフェで読む寝る
- 待ち時間に読む
- お風呂で読む
圧倒的に1.の寝る前に読むが多い。そしていつのまにか寝てしまうということも何度か。
次いで2.の通勤中なんだけど、朝は満員電車で本を読めない状況もだったり、逆に座れて寝ちゃったり、iPhoneをいじっちゃったりと邪魔が多いのだ。
3.のカフェは自分一人が休みのときに贅沢な気分を味わいたくて極まれに行う。
4.は病院に通っていたときなんかだけど、最近はないな。
5.は試しては見たけど自分は無理でした。
外でも本を読もうと持ち歩くけど、結局読まないことが多い。ただの重り状態になっていたりする。
現状の本の入手先
どこで購入しているかというと、圧倒的にルミネカード5%オフの恩恵に預かれる、くまざわ書店池袋店。
決して大きい書店じゃないけど、webからお取り寄せ注文して実店舗で購入もできるし、帰り道だし。 雑誌(ターザン)とかすぐにでも読みたい本は近所のあゆみブックスで買ったり、カーリルとか活用して新座市の図書館で借りたりもする。
ブックオフは最近行かなくなってしまったな。志木は駅から遠くなっちゃったんだもの。あとプチ潔癖になりつつあるし。
読書に対する願望
楽しい本は、今のままでも、いつのまにか読了されていくので、困っていない。 特に、今以上にたくさん読みたいとか思っているわけでもないし。 あえて不満をあげるとしたら、値段かね。なるべくなら安く買いたいくらい。
難しい本は、もっとたくさん読みたい。かっこつけたい。
でも可愛い娘の邪魔が入ったり、集中力が持たなかったり、そして何より難しいので、なかなかページが進まない。必殺技である2冊同時進行でも駄目なときもあるのだ。
さて、こんな自分は電子書籍リーダーを購入したら幸せになれるだろうか?
電子書籍リーダーを買ったほうがいい理由
- 自慢できる
- 物欲が満たされる(リーダーを購入しようかどうかで迷うことがなくなる)
- 読む機会が増える可能性がある
- 本を安く購入できる可能性がある
- 荷物が軽減される可能性がある
- 電子ならではの付加機能が読書効率をあげてくれる可能性がある
- いつでもどこでも本が買える
1.と2.については、同じようなことなんだけど、
「新しい読書体験って奴なんだろうけど、現状にそんなに不満がないからなー。」 とかいっていると時代に取り残されちゃうので、ぜひ見せびらかして最先端っぽいイメージを印象づけさせてやりたい。真面目にいうまずは試してみるというのはとても重要なこと。不真面目にいうとそしてドヤ顔ができるとなんかうれしい。
3.が結構重要で、機会が増えれば結果的に読了までの時間短縮になりたくさん本が読めることになる。ライト付も登場していて暗いところでも読めるとなると、ベッドの中でも読めちゃうのかなと。あとはスキマ時間にさっと読めるのかな。気分によって読む本をすぐに切り替えることができるのもいいかもしれない。
あとはページめくりが片手でできるようになるってのも電車の中だと地味に重要かと。
4.はあんまり期待しちゃ駄目だよね。 値段をそんなに気にするなら図書館に行くべき。
5.そもそも文庫1冊くらいしか持ち歩かないからな、現状と比較するとそんなに利点ではないか。
6.については 辞書機能とかしおり機能とかメモ機能とかを想定。メモしてevernoteに書き出すとかもちろんあるよね。雑誌の必要なページをPDF化して持ち運んだり、”あとで読む系”のブログ記事を一覧したりと結構便利かもね。なんか読書効率ってよりもライフログ効率って感じかね。
7.はネットで買ってすぐに読み始められるのは、仕事の帰り道よりも、近所の書店よりも、いい。
電子書籍リーダーを買わないほうがいい理由
- 本の代金とは別に本体の値段が追加徴収される
- 彼女にまた変な機械買ったの?と怒られる可能性が高い
- かっこいいブックカバーを買ったばかり
- 彼女と本を回し読みしたい場合はその他の本を含めて読書できない可能性がある
- どのみち電車内では読まない可能性が高い
- まだまだ成長途中の市場
- たぶん、飽きる
1.こればっかりはしょうがない。それで新しい読書体験ができるんだから。読書スピードがあがるなら全然いいけどね。
2.せめて、あのTablet Pを買わなければ。誰か欲しい人いないすか?
3.は上記の写真のficoのブックカバーなんだけど、結構気に入っていて、これが気持ち的にはデカいです。革の色がかっこいいので、もっと使いたいです。
4.はどうなんだろうね。いいソリューションがありそうだけど、思いつかない。
5. 満員電車だとスマホすらつかえない自分がそれより大きいリーダーを出せるはずもない。
6. まだ書籍数が少なかったり、新刊はすぐに電子化されていない模様。 デファクトスタンダードもまだ決まっていないので、自分が使っていた電子書店が淘汰されてしまったりして そうなると買った本はどうなるんだろう?とか不安要素が少しある。
7.iPhoneとかでも代用できるので十分じゃんってなりそう。
※前提が抜けていたけど、電子書籍リーダーといってもいろいろある。 iPad miniなど7インチタブレット系から、PaterWhiteなどEインクの読書特化モデルまで。今回は基本的にEインクを想定していたが、別にタブレット系でもいい。
まとめ
ということで、積極的に買う理由となるべき、難しい本の消化にはあまりつながらなそうなので今はやめておこうかな。 今だけだからね。来週になったら変わっているかもしれないからね。iPad miniがRetina化されたら、理由とか考えないで 買っちゃうかもしれないからね。
まだEインクで読書したことはないけど、紙の本のほうが悪いという話もきかないし、とりあえず今のままで行こう。そして電子書籍リーダーがないから読書が進まないという言い訳はもうやめなきゃ。