バッテリー

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夏が来ると文庫本が読みたくなる。結構広告に弱いのだ。ジーンズのぽっけに小説を詰め込んで、サイクリングなんて想像しただけでも、鼻血が出てしまうほどだ?!
というわけで真夜中の本屋さんで帯広告をみながら手に取ったのが「バッテリー」。少年野球をやってこなかった僕でも楽しめそうな一冊だ。もともと児童文学というのもよさそうだ。「はだしで走れ」シリーズが大好きだった少年時代を取り戻せるかもしれない・・・。
・・・読んでみました。ひさびさの活字ということもあって、一気に読んでしまいました。(一気に読むのがいいのかどうかは別として、ね)調子こいてBlogのカテゴリーにBookというのを作ってしまったくらい、楽しく読ませていただきました。
天才ピッチャーが主人公のよくあるお話っぽいのだが、こいつがまた、大人なのだ。キャッチャーも素晴らしく人間味溢れる奴で、僕も傍からみるとこんな少年だったのかもなぁと思ったり、思わなかったり。出てくる人間に悪い奴がいないのがよいところです。主観がさまざまな人物に移るので、みんな憎めない奴になってしまうのです。
終わり方は納得いってないのですが、続きがあるとの事で、新しい楽しみができた感じ。です!

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