ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書を読んで

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日本では2012年2月、アメリカでは2010年7月に発売された本なので、少し新鮮味に欠ける部分もあるが、自分の知らないマネタイズ方法、しいてはビジネスモデルがあるかもということで手にしてみた本。

率直な感想としては、流行のビジネス用語の解説書といった感じ。先にネガティブな部分に言及すると、とにかく読みにくい本でした。本が物理的に大きいというのもあるんだけど、ページ毎に全く違った内容が書いてあったりして、「あれ、さっきの話題はもう終了していたの?」となった部分がいくつか。後は直訳すぎて日本語ではすんなり頭に入らない部分もあったりした。

とはいいつつ、知らなかった事や、普段の仕事にも活かせそうな部分もあったりして、面白く読めた本でした。(これで読みやすかったら最高なんだけどね) 一つ参考になった部分を紹介すると、ストーリーテリングのくだり。これ、ビジネスモデルとどう絡むんだって感じなんだけど、自分なりに解説すると

「複雑なモデルは理解も得難いし、ステークホルダーも多い。みんなを同じ目標に向かわせるためのわかりやすいビジョンが必要。そこでビジネスモデルが実現する未来の物語をそれぞれの立場を主人公視点で見せると納得感が増す」

といった感じ。パワポとかで見せるのではなく、映像で見せるとより効果がありそう。これってプレゼンの仕方だよね。後輩からプレゼン資料をチェックしてと頼まれたときに、ストーリーが見えないと偉そうに言っていた自分、今思うとなんか恥ずかしいけど、大体あっていたんだ。

本題のビジネルモデルについては9つのビジネス構築ブロック(CS:顧客セグメント、VP:価値提案、CH:チャネル、CR:顧客との関係、R$:収益の流れ、KR:リソース、KA:主要活動、KP:パートナー、C$:コスト構造)に分けて、そのブロックにアイデアを書き込んでいくことで他社事例を研究したり、新しいビジネスモデルを作り上げていくと言った内容。マインドマップ的な感じだね。自分みたいな素人が新しいアイデア思いついた!ってときにこの構築ブロックをみて、これならマネタイズまでいけそうかもと考えるにはよいのではないでしょうか。

最後に

ビジネスモデルもアイデア。いかに既成概念から飛び出せるかが重要なんだけど、まさに言うは易し行うは堅し、といったところ。

最近特に感じている部分としては、疑問に思った部分を調べる事は当たり前として、どこまでも突き詰めて根本の原因にたどり着けるかが重要なんだろね。車のフォードを作った偉い人が、当時のお客様に欲しい物は何かと訪ねたら「速い馬が欲しい」と言われたという話からも、お客様すらわかっていない根本の原因の重要性が伺える。

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