ライフログの目的
最近、ライフログ熱が冷めていた。
ウェアラブルガジェットとか興味はあるけれど、そこまでした集めたデータが何に活かせるのか。「ログを残すことによって監視されているから頑張ろう」は確かに多少効果があったけど、簡単に集めれるデータログであればあるほど、その監視効果は弱かったのも事実。
ということで、ログデータの取得は惰性で続けているけど、それを見返して次の行動に活かそうということは全然やらなくなっていた。
そんな時に、知ったのがiOSアプリの「Reporter」 の存在。有料アプリですが非常に綺麗なユーザインターフェイスを持っているのが特徴。
どんなアプリかというと、「質問に回答することでライフログを残し、蓄積したログデータをグラフィカルに表示する」アプリになります。
質問に回答する、というのがミソで、Yes/Noで答えられる質問や、数字で答えるもの、複数の選択肢から選ぶもの、自由にテキスト入力ができるものなど、いろいろな質問を事前に用意しておいて、普段は回答するだけで、その回答データがログとして蓄積されるというわけ。
結構アナログな仕組みなのですが、その分、自分に真に必要なデータを残すことができるようになります。
もちろん、アプリが自動で取得しているデータもあります。日付はもちろん、上記キャプチャの上半分の「どこで」とか「天気」とか回答時のデータは勝手に残すことができます。ちなみに下半分に質問が書いてあって、キャプチャはデフォルトで入っていた質問「仕事している?」というもの。(デフォルトの質問はあくまで例であって、自分にあった質問に全て置き換えることをお勧めします。そうすることで初めて自分に必要なデータを残すことができます)
自分的に使い勝手が良いなと思うところは「寝る前の質問」「起きた時の質問」「起きている時の質問」をそれぞれ別に設定できること。
起きた時には
- よく寝れた?
- 体調はどんな感じ?
寝る直前には
- 今日の良い日だった?
- おやつなど食べ過ぎなかったか?
- 今日の出来事/感想は?
起きている時には
- 何をしている?
- アウトプットしている?
みたいな感じで、ログを残すタイミングは基本的には任意のタイミングではあるのですが、「寝る前の質問」「起きた時の質問」「起きている時の質問」の質問を別々に設定できることにより、ログを残すのに効率の良いタイミングをある程度制御できます。
また、「今日の出来事/感想は?」といった質問のように回答を自由入力にして日記的に使うこともできますし、「アウトプットしている?」みたいに行為を促すことにも役立つはずです。個人的にはチョコを食べた回数と清涼飲料水を飲んだ本数を寝る前に残すことにより、その数を抑止しようと目論んでいたりします。
ということで久しぶりにライフログ熱が高まってきています。ただ、若干不安もあって、このReporterはDaytumというアプリ/サービスを作った人のアプリで、Daytumは途中で開発が放棄されている感じなんです。Reporterも同じようにならなきゃいいけど。あと、言語は英語のみです。最後に有料アプリなのでお金払ったからには続けようというモチベーションもありますぜ。