ランニングにも利用できるRaphaアームスクリーンを購入

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RAPHA ARM SCREENS

半袖のTシャツ(ジャージ)を長袖にしてしまう、腕に着用するアイテムの話です。

アームカバーとかアームウォーマーとかいろいろ呼び方はありますが、ここでは自分がRaphaで購入した商品名に合わせてアームスクリーンと呼びます。

アームスクリーンの効果は主に4つだと言われています。早速それぞれの効果を見ていきましょう。

日焼け防止

これは判りやすい効果です。UVカットSPF40とか書いてあります。

ランニングにしろ、ロードバイクにしろ、アウトドアで行うスポーツですので紫外線からは逃れられません。 日焼け止めクリームを利用すればよいのでしょうけど、こちらのほうが物理的に紫外線を防いでくれる分、効果が高いと思われます。 たくさん使えばランニングコストも安い、はず。

とは言いつつ、「顔とか足とかはどうするんだよ、結局クリーム塗るのかよ」と言われるとぐうの音も出ません。実際問題、顔にはウルオスの日焼け止めを塗りますが、足はノーケアです。ちなみに皮膚ガン怖いけど、ビブショーツのくっきりとした日焼け跡を見るのは好きです。

温度調整

こちらもわかりやすい効果ですね。特に防寒を目的としたものは、厚い素材で裏起毛等になっていてアームウォーマーと呼ぶことが多いようです。

ちなみに素材によっては暑さ対策にもなるそうです。通気性もよく、ひんやりとした素材であれば、涼しさも感じることができるかもしれません。

自分が購入したアームスクリーンは、着用した瞬間は確かにヒヤッと感じます。 はじめだけ。 また、汗をかいたり、水をかけると冷たく感じる効果もあるようですが、これも最初だけで効果は持続しないです。

腕の部分に着用するだけなので、気軽に脱ぎ着ができる点も、温度調整用途には評価できます。登り坂は暑いけど、下り坂は冷えそうだなという時に身につけることで細かい温度調整が可能です。嵩張らないので持ち運びにも便利ですし、最悪暑かったら手首までずり下げてしまってもそこまで邪魔になりません。

アームウォーマーじゃないと、真冬には流石に厳しいと思いますが、それ以外の季節であれば温度調節に活躍してくれることでしょう。

コンプレッション

着圧をかけることでパフォーマンス向上や、リカバリを補助するという効果です。

ちなみにコンプレッション効果で筋肉が揺れないというのは良いことらしいのですが、これは判りやすい効果ではないです。自分にはアームスクリーンを着ているぜって感じが気になってパフォーマンスが向上している感はありませんでした。そもそもロードバイクでは腕はあんまり動くことはないですし。テーピング効果で有名なCW-Xのアームカバーを着用したら効果を実感できるのかもしれませんが。

見た目

これは、効果とは言えないのかもしれませんが、若干ソレっぽく見えます。 カッコいいとかかわいいとかはそれぞれの主観に依る部分が大きいのでなんとも言えませんが。

腕の毛がボーボーだったり、日焼けの跡が酷かったりするのであれば、それを隠すためにはよいかもしれません。もしかして、毛がないほうが、つまりアームスクリーンを着用したほうが空気抵抗的にも有利なのかもしれません。

ちなみに自分の購入したLINES PRO TEAM ARM SCREENSは遠目で見ると太いボーダー柄に見えるのですが、近くで見ると幾何学模様が並んでいる感じで、これがオシャレかどうかは評価が分かれるところです。

LINES PRO TEAM ARM SCREENS

ということでアームスクリーンには素晴らしい(?!)効果があるとわかったところで、実際に着用してみた感想を。

まずは着た感じ。

とにかく長いです。手首から脇の下まであります。購入したサイズはMなのですがSだとキツかったので、サイズのせいではないと思います。

ランニング用のソレは手首から上腕の筋肉が盛り上がっているところまでの長さが多いので若干違和感を感じました。

自分はTシャツかサイクルジャージに合わせるので問題ないのですが、 袖なしのタンクトップ型のシャツに合わせるとなると、ちょっとカッコ悪いかもしれません。 イメージ的にはもっと短くてよいはずです。

また着脱するのは少し大変です。 もちろんストレッチが効いているのですが、CW-Xの着脱しにくさと同様の感じがします。 運動している最中に、(立ち止まらずに)コレを着けたり、脱いだりするのは難しいと思います。 もちろん、着ている状態で手首までずり下げるくらいであれば問題ないのですが、走っている最中にポケットから出して、皺の無いようにきれいに着るというのは不可能かと。

次に運動時の感触を。

Raphaのアームスクリーンなのでロードバイク用ですが、今回はランニングにも利用してみました。

心配としては、ランニングのほうが腕の動きが激しいし、衝撃も大きいので、アームスクリーンが自然とずり下がってくるのではないか、と思っていましたが、それは杞憂に終わり、終始ズレることもなくフィットしていました。

実はロードバイクに乗っているときは、1回ずり下がってきたので、やっぱりサイズ選びを失敗したのかも、となるとランニングで利用するのは余計に無理かなと思っていたのですが、シワがないようにちゃんと着ることでロードでもランでも、ずれることはなくなりました。

長いのは、もしかしたらフィットする面積を増やして、ずり落ちにくくするためなのかもしれません。

次はその効果について。

今回、効果を測るために、上の写真の通り左腕にはアームスクリーンをして、右腕は何も着用しないでランニングしてみました。日焼けに対しては効果は抜群です。

温度調整については、夏場なので涼しく感じることを期待しましたが、やっぱり何も着用しない方が風をダイレクトに受けるので涼しいです。水をかけたりすると一瞬すごく冷たく気持ちよかったりするのですが。ただ温度は一定に保ってくれているような気もします。焼けてジリジリするようなこともないので長い目で見れば、体に優しいのかもしれません。

コンプレッション効果については、そもそも両腕ともだるくなることがなかったのでわかりませんでした。ランニング時の腕の振りがスムーズだったということもなかったかな。

見た目の効果としては、ちょっと恥ずかしかったです。だって片腕だけアームスクリーンしているなんておかしいでしょう。

なお、ロードバイクのときも着用していますが、なかなか良い感じです。サイクルジャージには似合うし、暑すぎず寒すぎず、そして日焼けも防いでくれます。邪魔な時は背中のポッケに入れてしまえば荷物になりません。

ということで効果は少し限定されていますが、ランニングにも使えるし、割と満足しています。

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