間違いはしていないと思っている
すべて正しいことしかしていないなんて思っていないけど、間違いはしていないと思っている。
自分の行動についての事なのだけど、これって謙虚さが足りないんだなと思ってきた。
間違いは誰にだってあるし、誰、には自分だって含まれる。というか自分も間違えてきたじゃないか。
間違いというのが、人の道を外れるとか、法をおかすだとか、正義に反したり、信念を曲げる行動をしたりとか、そういったレベルの大きな間違いならしていないはず、と思っていたけれど、それだって非常に怪しい。
例えば、小さいころに生きるためではなく無邪気に虫を殺してしまったり、60km/h制限の道で80km/hのスピードを出したり、自分の正義で他人を傷つけたり、そもそも信念なんて持っていなかったり。(小さいかな、いやいやそんなことは誰が決めた?)
とはいえ生きていくには自信が必要だ。自分を信じることで、自分を守ることができる。
自信がなく、自分が間違っているかもしれない、そしてそれがばれてしまうかもとビクビクしながら毎日を過ごすのはごめんだ。
けど自分は間違えないという過剰な自信は、それにより間違いを引き起こしかねないし、自信家は他人を不快にさせる場合もある。
謙虚さと自信とのバランスが大事といったら話は終わってしまうかもしれないけど、たぶん、自分が思っている以上に謙虚じゃない。自分ではバランスをとっているつもりでも。
何の話をしているかというと、会社のセキュリティカード紛失の事例をみて、明日は我が身かもしれないと素直に気をつけなさいという話。
そして、”絶対”とか”必ず”とか簡単に口にしてしまうと、後で”絶対”に後悔すると思うよという話。