静かな午後
こんなにも寒い休日は部屋で読書がちょうどいい。
久しぶりの一人の時間なので、ゆったりとできる、がんばらない本を読んだ。
リンゴが教えてくれたこと
父が農家だったので写真の木村さんに重ねてしまいました。といっても作業着が一緒くらいで似ているわけではまったくないのですが。
木村さんをすごいなと思ったところは、常識を疑えるというところ。とにかく実験だという心構えを真似したいと思いました。仕事では過去の事例は?とすぐに前例に習ってしまう自分も、たまには本当にこの判断で目的を達成できる?と疑ってみるように心がけよう。
そういえば父も出荷用と自宅用で農薬を分けていたことを思い出す。自然とはどんな状態なんだろう?
つむじ風食堂の夜
なんか、読んだ後に、ここでおしまい?ああそういえばこういうのが小説の醍醐味だよなぁ、と思った作品。
映画化もされているんですね。でも映画にすると最後の余韻みたいのがだせなそうな気もするのですが。
読んでいて、「車のいろは空のいろ」を思い出しました。白いぼうしの中の夏みかんと、果物屋さんの明かりに照らされたオレンジが重なって。懐かしさもあり、教科書の題材にもなりそうな良書だと思いました。
これから彼女と娘を迎えにドライブです。雨の午後はすこし暗いけど、暖かい気持ちにもなれました。本は偉大。二人がこの部屋に戻ってくると、明るいどころか眩しくなっちゃうので、あと一杯、コーヒーを飲んでから出かけよう。