軽井沢ハーフマラソン2023

Pocket

3か月ほど前のロードレース大会の記録です。

雨天の場合は、正直外では走りたくない自分ですが、軽井沢ハーフマラソン前日時点の予報は雨でした。

しかも、宿の予約をしているわけではないので、当日は超早起きをして埼玉から車で会場まで向かうつもりでした。

わざわざ長距離運転をして、雨の中ハーフマラソンを走り、また帰りも長距離運転をするなんて、どんな苦行でしょう。

テンションは結構下がっていました。唯一、残っていた気持ちは「高いエントリー費用を支払い済なのでもったいないなあ」くらいです。

自分はコロナで中止になってしまった2020年の軽井沢ハーフマラソンにエントリーしていたので、2023年の本大会では参加料が割引(8,000円→6,000円)になっていた、とはいえ。

本来は、新緑の中、美しく整備された別荘地を駆け抜けるコースは晴れていれば最高だったでしょう。

前日は迷いに迷って準備だけして、早めに就寝し、当日起床時も天気予報では小雨っぽかったけどせっかく朝起きたので、一応会場までは行ってみるかと車を走らせ、上信越道からの濃霧でビビりながらも会場に到着。駐車場は軽井沢ショッピングセンターの屋根付き駐車場を利用しました。

駐車場内のトイレに行ったり車内でスマホを観たりとウダウダしながらスタートまでの時間を過ごすも、今にも降り出しそうな天気ではあったけど雨は止んでいたので出走を決意。ウインドブレーカー的な薄いランニング用パーカーを羽織ってスタート地点まで移動。寒い。なお、本大会は当日のチェックイン的な行為はないので、いきなり出走のスタート地点集合でした。

IMG 7885

どんよりとした空気の中、スタートの号砲を聞いてもいまいちテンションがあがらず、走り始めてからそういえばウインドブレーカー脱いでなかったと気づく始末。

スタート直後はランナー渋滞も酷くて、ほぼ歩いていたし、道路は時折水たまりが残っていて、それが前のランナーで見えなかったりするのでヒヤヒヤものでした。

5kmくらいをすぎた頃からは渋滞も緩和され、だいぶ走りやすい環境になったし身体もあったまってきて景色を見る余裕もほんの少し出てきて、ああ軽井沢ハーフマラソン走っているなあという実感が湧いてきました。ひとけの少ないゴルフ場や森林ゾーン以外は沿道の声援も結構いただけます。無理してでも出走して良かったかも。

なんて思っている時間はすぐに去っていきます。10kmを過ぎると体力は空っぽになり、ひたすら耐えるだけの時間です。

そうなるといろんなものが気になってきます。ランニングシューズの中で足指が少し当たっている部分があるのでこれは水脹れになるな、とか、厚底クッションシューズ&CW-Xの膝サポートをしているけど膝の痛みが出そうな雰囲気だな、とか、なんか同じペースの人に2,3分毎に「キェッ」と奇声をあげて走る人がいて嫌だな、とか。

10km地点を超えて、やっと半分かあと思ったところの給水所で、「アミノバイタル パーフェクトエネルギー」を配っていました。これは元気をもらえます。自分は結構この手のジェルに助けられるのでいつもは準備するのですが、今回は出走するかどうか迷っていたので購入してなかったですよね。それがタダ(?!)でもらえるなんて。

ちょっと元気出たけど、体力はすでに底をついているわけで、一定のペースであれば体力は使わないはずと騙し騙し走り続けて15km。スタート時に伸縮性の高い大きなポッケに仕舞い込んだウインドブレーカーが、ポトっと落ちてしまいました。後ろを走っていた心優しきランナーの人が拾ってくれたんですが、これで惰性で走っていた自分の集中力がちょっと切れてしまいました。さらには奇声をあげて走る人とまたまた一緒になってしまいました。なんでこんなところまで来てこんな辛い目に遭っているだろう、自分。もはや肩も凝って来て腕もうまくふれません。正直奇声をあげたくなる気持ちもわかります。

とはいえ、ペースをキープできれば2時間は切れそうなので、あと少しもう少しと念じながらそろそろと進みます。ゴールが近づくとまた沿道の声援が増えてきて、背中を少し押される気分になります。どこにこんな体力があったんだろって感じですが、疲れるって感覚が麻痺しているような状態なのかもしれません。といいつつあと1kmのラストスパートは自分の中ではかなりの疾走感があったのですが、後でデータを見返してみたところ、そんなにスピードも心拍数でさえも変わっていませんでした。なんじゃそりゃ。

という感じで軽井沢ハーフマラソン、最後まで雨に降らずに走りきることができて幸せでした。2時間は普通に切れたので、結果的には悪くありません。悪い思い出は良い思い出に上書きされちゃうんですかね。

ゴール後は、軽井沢ショッピングセンターで前々から欲しかったノースフェイスのショートパンツが買えたのと、ツルヤで家族へのお土産をたんまり購入できたので満足度高く帰路につけました。エナジードリンクをちびちびやりながらかなりの安全運転で埼玉のマイホームまで帰ると、流石に疲れがピークに達して、湯船に浸かるのも面倒くさくなりシャワーですぐにお布団へダイブしてしまいましたとさ。(そしてなぜかすぐには寝付けないという不思議)

という記事を出走から3か月も経ってから公開する愚行をまさに行なっているのですが、この記事を書いている今は、またハーフマラソン走ってやってもいいかなと思っている自分もいて、人間は歴史から学ぶことはないなと確信しております。

Pocket