ぶっつけ本番で挑んだ10kmマラソン
毎年恒例の朝霞ロードレースに参加してきました。
言い訳パート
今年は、群発頭痛期間に運動ができず、体力が衰えてしまいました。
その後、頭痛から回復した後も、衰えてしまった体では、思うように体が動かず、”いつものペース”で走るとそれはもうキツイだけとなってしまいました。そうなると、運動も嫌になってきます。
それでも、一応、ほぼ義務感だけで週に1回は運動はしていました。ただし、ジムで20分程度泳いだり、3kmくらい走る程度。頭痛前は10kmくらいは走っていた筈なのに。
さらには、お菓子の食べ過ぎで体重が平常時より3kgほど増えているという状態。
そんなこんなで今秋は、トレランやマラソンの参加をなんとなく控えていましたし、新しいグッヅの購入もしませんでした。(←ココ重要)
でも親子マラソンがある朝霞ロードレースは別です。娘が参加するのに自分が参加しないわけにはいきません。
レースを直前に控えてモチベーションがあがるかなと思ったのですが、いざ練習をしようと5min/kmのペースで走り始めるとすぐにバテてしまうのでやっぱり3km程度で切り上げてしまいました。
要するに、新しいランニング用品を買わなかったので、練習する気にならなかったということです。
それでも頑張ったでしょパート
当日はレース会場が比較的近所なので、普段通りの時間に起きて、普段通りの朝食。朝食をたくさん食べなかったら、レース前にお腹がぐぅと鳴ってしまい、あわててアミノバイタルを補給しました。
親子マラソンを観戦していると、自分の娘を含めて、小さな子たちが苦しそうに走っていますが、ゴールした後は楽しそう。自分もがんばってみるかなと若干モチベーションがあがってきます。
ということで今回の作戦は、いつもの、「最初から飛ばして、気力で最後まで頑張る」とします。練習はしてないけど、今の自分の全力を出してみよう、と。
そして、10kmのレースなので、さすがに50分は切りたいと思います。(本当は45分くらいを目指したい)
朝霞のロードレースは事前にタイムを自己申告することでゼッケン番号が割り振られます。つまり番号が小さければ小さいほど、自己申告タイムが速い人たちになります。自分と同じくらいの番号、もしくは若い番号でいいペースの人がいたら、ついていくのもいいかなと、スタート前に目星をつけておきます。
いざレースがスタートすると、なぜかテンションが上がってしまい、結構速いペースで入ってしまいました。同じくらいのゼッケン番号で綺麗なフォームで淡々と走っている人を見つけてしまい、ついて行ってしまったのもよくありませんでした。あきらかに自分より実力が上の選手でした。
はじめに飛ばしてしまったので、徐々にペースが落ちてきてしまいます。5kmを過ぎてからは本当に苦しい戦いでした。自分はほぼ抜かされる一方になるので、モチベーションも下がります。いや、これこそが気力での戦い方だ、となんとか自分を鼓舞しようとしますが、抜かされるたびに少しずつペースが落ちていくような気がしてきます。
ということで、体力は空っぽ、気力もほぼなくなった状態で、フラフラしながらなんとか走り切りました。残り1kmの心拍数は200を超えていたので、本当に限界まで頑張ったと思います。
記録は、48分半ばって感じのタイムでした。今の自分としては、決して悪くはないと思っています。ただ、最後500mくらいのところで一緒に参加していた知り合いに抜かされてしまい、結構悔しかったのも確かです。気力がなかったので、ラストスパートがかけれませんでした。
レースに参加して、久々にかなりの苦しさを体験し、自分の現状も思い知れたたけど、達成感も味わえたし、練習頑張ってみるかなと気持ちにはなってきました。
あとひと押し、何か新しいランニンググッヅを買えば完璧かと思います。
最後に、レースの次の日の午後になって、腕と肩と太ももとふくらはぎが筋肉痛になったことを報告します。本番だけは頑張った証。