トレランデビューのためにMINIMUS MT10を衝動買い

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minimus mt10

入間のコストコに行った際に、隣のアウトレットにも立ち寄った。ニューバランス ファクトリーストアを冷やかしに覗いてみると、憧れのトレランシューズが売っていた。しかもお値段税込4,200円。これはもう買うしか無いでしょう。

しかし、少し頭を冷やして検討すべき項目がある。

  1. MINIMUSシリーズはベアフット(はだし)ランのためのシューズ。つまりソールが薄くフラットになっているため、クッション性がほとんどないもの。通常のトレランシューズはクッション性が高いものが多いなかで、このMT10はかなり異色の部類に属しているのだ。
  2. MT10は定価が12,600円で、ファクトリーストアでは他の色に関しては8千円前後で販売されていたと記憶している。でも写真の色である黒だけは4,200円。なぜか。店員さんによると、このモデルのこの色だけは色落ちが激しいらしい。白い靴下を履いて、たくさん汗をかくと靴下に黒がうつってしまうことがあるとのこと。

後者の色落ちに関しては、黒い靴下が多い自分としては問題にならない。前者のベアフットに関してはナイキフリーで経験済みでトレーニングにはもってこいという印象がある。ナイキフリーはフィットネス用の室内履きにしてしまっているので、用途は被らない。オンロードでのトレーニングに利用している人が多いようだし、そのトレーニング中に舗装されていない道を走るのが楽しくなるらしい。やっぱり買うしか無いでしょう。

購入後、早速いつものオンロード中心のランニングコースにこのシューズを履いて出かけてみました。

なるほど、これは面白い感触だ。クッション性が低いのでダイレクトに路面の感触が伝わってくるのと、グリップ力がすごい。この吸い付くような感覚は確かにオフロードを走りたくなってくる。ということで新河岸川の舗装されていない土手を走ってみようと思ったのだけど、あまりに雑草が生い茂っていたのでパスして、砂利道を走ってみた。

いつものランニングシューズよりは格段にグリップ力はあるけど、滑るときは滑るなあといった感想。ただソールが薄くてもトレイルでは問題なく走れそうな感覚はある。そしてシューズがとても軽いので、足が速く回せているような感覚も楽しかったです。

ちなみに、最近はアウトレットとかセールとかではなるべき買わないように心がけている。

というのも定価で買ったモノのほうが愛着がわく事が多いということに最近やっと気づいたからだ。明日着るワイシャツがないから買わなきゃ、とかで定価で買ったものはかなり気に入っている。逆にセールで買ったものはどこかしら気に入らない部分がでてきてしまう。

セール対象にならないモノをシーズン初めに定価で買うっていうのが、一番賢い購入方法なんじゃないかと思ってみたりしている。

そういった意味では今回の衝動買いは完全に失敗。値段なりは楽しめるとは思っているけど、それは言い訳。気をつけるようにしよう。

そして、はやく、トレランデビューをしたい。猛暑のなかは危険な気がするけど。

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