金環日食を撮影した
5/21の前日では日食グラスはどこも売り切れで買えなかった。
ということで直接見ることは敵わず、レンズを通したデジカメの液晶画面から見ることにした。
一応、レンズにつけるNDフィルタは持っていたりする。前回の日食で使ったものだ。しかし減光する能力は1/8倍と太陽を撮影するにはかなり弱い。本来は1/400倍くらい必要だと思われる。前回はたまたま曇っていたのでちょうどよかったのだ。
正直に言おう。NDフィルタって高い。あと何回撮影するかどうか分からないものにそこまでお金かけるのもなって思っている。逆に貴重だからこそ撮影に失敗したくないとも思うけどさ。
ということで、準備不足というのもあり、どこにも行かず、自宅のベランダから撮影できたら撮影しようくらいの気持ちで日食に臨んだ。そして皆様とは逆に、曇ってくれれば手持ち機材でもなんとかなるのでちょうどいいやと思っていた。
ところが志木はほぼ快晴。太陽眩しすぎるぜ。
一応、Nikon 1 V1 + FT1 + AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6(ND8)の装備で、絞りを最大限に絞って、かつシャッタースピードを最高にして、さらにISO感度も100にした。
(露出をいじるのは忘れてた)
シャッタースピードを速く設定したので三脚は要らないと判断。1/4000秒だもんね。手持ちで充分。
ダメ元で、V1を太陽に向けてみたら、背面の液晶画面では明るすぎてぜんぜん見れなかった。
がしかし、シャッターを切ったら、結構いい感じに写ってくれているじゃないか。
ということで撮れた写真がこちら。
それを露出とかいじってApertureにて現像したのが1番上の写真。ついでにもう1枚。
ND8でもなかなかいけるじゃん。
ちなみにFT1経由だと55-200mmのAFが効かなくなっていた。もともとAFで撮るつもりはなかったけど、なんか残念。フォーカスエイドは効いていたのでMFでぜんぜんよかったけど。
うん。写真はやっぱり楽しいね。