明け方に目が覚めたので星を撮りにいってきた

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オリオン座

家族が実家に泊まりにいってしまったので、1人の夜を過ごしていました。そしたら夜中に目が覚めてしまい、ベランダから外を眺めてみると快晴で星がめっちゃ綺麗。

これはチャンスということで、星を撮りにいくことにしました。

着替えやら、カメラ電池の充電やら、なにやらで結局家を出たのが3:40。最近の日の出って何時くらいかわかっていないけど、焦ってきた。太陽さんが目覚める前に撮影しなくては。志木界隈から遠くなく、かつ、それなりに暗いところはどこだろう?荒川河川敷が結構暗い感じもするが。あ、高坂の物見山駐車場とか暗かったような。

ということで、免許を更新して講習をうけたばかりだったので、焦ってはいたけど安全運転で車を飛ばして物見山へ向かいました。レンズは今回は18-35mmを持っていきました。18mmの広角で星空を写すなんてワクワクしてきます。車のフロントガラス越しに星が見える度にテンションがあがってきます。

物見山駐車場に着いてみると、自販機があって結構明るい。そして見上げるとほぼ真上の位置に半月が輝いている。これは条件がよくない。月が明るすぎて長時間露光ができないと星を撮影できないのだ。せっかく18mmを持ってきたけど、月や地上の自販機を避けて撮影となるとどうしても撮れる構図が狭まってくる。

仕方が無いので35mm側を中心に、暗い場所を狙って撮影をしました。

DSC_4950

35mm。まずは冬の定番、オリオン座。最近、星空だけではなく風景も一緒に撮るということを覚えました。

DSC_4940

18mm。よく見ると北斗七星が見えます。東側なので空が明るんできたのでしょうか。

北斗七星 

35mmで北斗七星のみを狙って、レタッチしようとして、なんか変になったけど、味があるような気もしてきたので載せてみた。 

ちなみに今回は新しい機材を投入している。Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロソフトン [A]だ。

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ソフト系フィルターなんだけど、レンズに装着することにより、ぼかしたような効果が得られる。星の撮影に置いては、より目立つ星をより大きくぼかし、目立たない星はぼかすことでみえなくすることにより、特徴のある星を残すことができるようになるのだ。

今回購入したプロソフトンは[A]と[B]の2種類があって、Aのほうがソフト効果が弱く、Bのほうが効果が強いとのことです。ちなみに一般的にはソフト効果は広角側では効きやすく望遠側では効きにくいのですが、Aのほうは広角側から望遠側まで利用できるのがウリです。

という説明よりも実際に写真をみていただこう。いずれも18mm。

DSC_4926

↑の写真がソフト系フィルターなしの状態。星はたくさん見える(ような気がする)けど、オリオン座が目立たない。

DSC_4928

↑の写真はPRO1D プロソフトン [A]を装着した写真。オリオン座がわかりやすくなった(気がする)。

ちなみに夜の1人での星空撮影は大変怖い感じでした。本当はもっと時間をかけてたくさんいろんな構図を試したかったし、もっと暗いところへ徒歩移動すればもっとよい条件で撮影可能ともわかっていましたが、車の近辺でさっと撮影し、すぐに帰ってきてしまいました。今回は思いつきだったから仕方ないけど、今後は誰かと一緒にいきたいものです。ちなみに怖いのはお化け的なものです。

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