伊勢丹オーダーワイシャツのタグの色

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ISETAN mens

伊勢丹のオーダーワイシャツがとても気に入っていて、何度か購入しているのですが、ふと気になるところが。

ネームタグと呼ばれるブランド名が記述してあるタグの色が、黒と白の2種類あったのです。写真だと紫のストライプのシャツは黒、白の無地シャツは白、ちょうど色を反転したようなタグがそれぞれついています。

オーダーをすると、いろいろなオプションがあるので、タグの色も選べたのかなと思ったのですが、聞かれた記憶はありません。こちらが選べないとすると何か意味があるのかな、と疑問に思ったので伊勢丹で聞いてみました。

結論から言うと、通常フロア(伊勢丹新宿店メンズ館5階)で注文したオーダーシャツには黒色のネームタグ、セール会場などその他の場所で注文したものには白色のネームタグが着くとのことです。

通常フロアでセールになった場合(←あるのかな?)はどうなるのかわからなかったけど、一応、意味があるのですね。

ちなみに、自分の中では、白のタグと黒のタブのシャツの作りの部分の違いは、全くありませんでした。ということは、セール価格だろうがプロパー価格だろうが、品質には変わりはないということだと思います。もちろんシャツの素材そのものはセール品だと選択肢が絞られてしまうので、いいものはなかなか出会えなかったりするのですが。

白と黒のタグの違いを知ってしまうと、黒の方がかっこいいと思えてきてしまう、ミーハーな自分。そういえばメジャーメイドのオーダースーツにもISETAN men’sのタグが着いていたので、黒と白の違いがありそうです。

実際にはタグの違いにより、品質の違いは何もないと思います。

百貨店にとっては、プロパー(正規)価格で品質の高いものをたくさん売りたいはずです。でもたくさん売るためには、セールなどで間口を広げる必要が出てきますが、百貨店ブランドを落とすわけには品質の低いものを売るわけにはいきません。品質が高くて、セール品は購入側にとっては嬉しい限りですが、プロパー価格で買ってくれる顧客もセール品しか買わなくなってしまっても困ります。そこで、ほんの小さな、このような違いを入れたのではないでしょうか。小さな満足を提供するために。

わかる人にはわかる違い。自分は知らなくてもよかったかも。

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