癒しを求めて、星野リゾート 界 川治に宿泊してきました
今年の夏の2回目の旅行は、星野リゾートにお世話になることにしました。
星野リゾートは、リゾナーレ熱海と磐梯山温泉ホテルに宿泊した事があり、良いホテルということは熟知しております。(星野リゾート経営時代の裏磐梯ホテルにも泊まった事があるけど今は別の会社が経営しているのでノーカウントとします)
いずれもリゾート系のホテルに宿泊したのですが、今回は、和にこだわった温泉旅館である”界”シリーズの星野リゾート 界 川治に泊まります。今まで自分が宿泊してきた星野リゾートの中では値段が最も高く、食事もビュッフェスタイルではなく会席となっており、いやが応にも期待が膨らみます。
今回の旅行は、とにかく疲れた身体を癒したい、というのが目的です。前日に自転車で120km、車で400kmを走った自分としては、この旅館までの車の運転160kmも辛いものがあります。
計画よりも少し遅めの出発にさせてもらい、想定外の渋滞に巻き込まれつつも、まだ明るい時間に旅館に到着すると、あとはもう、ゴロゴロさせていただくだけです。
まず車で敷地へ入ると、生憎の天気にも拘わらず、駐車場で案内の方が待っていました。名前を告げると、別のスタッフの方がいらっしゃり、駐車場から荷物を持っていただき軽く案内をしてくれつつ館内へ。さらに受付の人に引き継いだ後も、お部屋まで案内してくれて、一通りの説明を丁寧にしてくれます。仲居さんとまではいかないかもしれませんが、まさに旅館って感じです。ちなみに、チェックインの説明は、和の設えで落ち着いたロビーで美味しい黒豆茶をいただきながらでした。お部屋へ入るまで、ちょこちょとと嬉しいおもてなしです。
今回の部屋は渓流がみえる13畳のお部屋で、ベッドはふたつ。子どもを含めて4人で宿泊するので、お布団は2組敷くのですが夕食の間に敷いてくれるとのことです。
写真手前には掘りごたつがあり、写真真ん中には寝心地の良い大きなソファがありました。自分はこのソファでゴロゴロゴロゴロさせていただきましたが、掘りごたつでPCを広げることも可能でしょう。あと、広い畳が気持ち良いです。
さて、子供達はゴロゴロしているだけとはいきません。界 川治では、ご当地楽として石臼でのきな粉作りや和紙作りが体験できます。旅館内に色々な施設があり、宿泊客を飽きさせない工夫が感じられます。
和紙作りは定員オーバーになってしまい体験できなかったのですが、それ以外の石臼体験や、夏季限定の縁日として輪投げやカキ氷、型抜きや線香花火などが無料で楽しめました。
石臼で轢いたきな粉は、わらび餅が用意されていて、食べる事ができます。
大人向けにはちょっとしたカフェスペース(ライブラリ)があり、本が読めたり、コーヒーやハーブティーなどが無料で飲めたりします。
旅館の外(星野リゾートの敷地内)には、水車小屋があったり、足湯があったりします。上記の写真は足湯を楽しんでいるところのですが、目下に川が流れていたりしてなかなかいい雰囲気なのですが、なんの写真だかわかりませんね。
温泉については、写真がないのですが、アメニティ(和漢生薬成分のものでした)もちゃんとしていて、清潔感のある素晴らしい湯でした。川治温泉は「傷は川治、火傷は滝」といわれてたそうで新撰組の土方歳三も湯に浸かったとか。そう言われると、確かにぬる目のお湯で疲れがとれたような気がします。まぁ、温泉の質についてはよくわかりませんが、露天やサウナもあるし、タオルは部屋から持っていかなくても良いというのも素晴らしいところですね。
特筆すべきは、温泉の脱衣所には、塩入りレモン水が置いてありとても美味しかった事と、湯上りの待合室的な場所にはアイスキャンデーが常備されていた事です。子どもはもちろん自分も大喜びです。彼女は、美肌効果を狙ってひたすらハトムギ茶を飲んでいましたが。
さて、夕食です。
子どもにはお重が出てきて、開けるのが楽しかったようです。普段外食では絶対に食べないようなきちんとした食事でしたが、好き嫌いの激しい二女も思ったよりたくさん食べてくれて、満足げでした。ボリュームもあります。
大人の会席料理は、そりゃあもう美味しかったです。和のコース料理って最近なかなか食べる機会がなかったので余計かもしれませんが、1品1品出てくる度に、料理の説明をしてくれ、見た目やら食材のこだわりやら、料理の質の高さに驚かされます。地の物が沢山出てきて、さらに旅行気分が高まりました。個人的には、えのき茸とぽん酢のたれに感動し、湯葉もお刺身も美味しくて頂けました。かなり満腹になり満足感半端ないです。
ちなみに、我々のテーブルに少し粗相があったようで、こちらは全く気にならないレベルの事だったのですが、翌日のチェックアウトの時にまで謝られてしまいました。スタッフに情報が共有されているのは素晴らしいけど、そこまで謝られるとこっちも恐縮しちゃうくらいです。(夕食時にお詫びとして?!こっそりとドリンクをサービスしてくれたのはとても嬉しかったのは内緒です。もちろんはじめはお断りしましたよ?!)
翌朝はあまり良い天気ではなかったのですが、雨は降っていなかったので、旅ランをしてきました。疲れていたけどせっかくゲルカヤノを履いてきた事ですし、リカバリーランという言葉もありますし。はじめは国道を登り五十里ダムまで走ろうと思ったのですが、朝5時かつ霧が出ていて人通りがないトンネルの中の道を走る勇気がなくて引き返してきて、川治温泉の遊歩道をゆっくり走ってきました。廃墟と化したホテルもあり、それはそれで怖かったのですが。
朝食前に温泉でランニングの疲れを癒し、朝食をいただきます。メインは写真には写っていませんが鬼小蔵汁で、ご当地メニューであり、素朴な料理ですが、身体があったまり、根菜にお餅にお肉と具材もたくさん入っていて美味しかったです。じっくり40分〜50分かけて和の朝食をいただきましたが、ゆったりとした時間がいいですね。
という事で、星野リゾート 界 川治は、部屋もいいし、料理もいいし、おもてなしもいいし、温泉もいいし、満足して帰路に着きました。
おまけ:日光探索
せっかくなので、少しだけ観光っぽいこともしたくなり、龍王峡を散策しました。
すごくトンボが多くて、しかも人懐こいというか普通に帽子やら指やらで休憩してきます。
遊歩道というよりハイキングコースといった感じで、歩きやすい靴じゃないと辛いと思います。階段が多いので夏場は結構な汗をかきます。せっかく滝があったのですが三脚を持って行かなかったので、岩の上に置いて撮影したりしたのですが、構図がイマイチ決まらなかったです。
帰り道、お昼ごはんはNIKKO COFFEE(日光珈琲)なるおしゃれなカフェで。ちょいと高かったけど天然氷のカキ氷も頂きました。旅行だし、ね。近くの石田屋というお煎餅とかお土産ものを売っているお店が素敵でした。
なお、今年は7月8月と旅行させていただきましたが、実はdトラベルという旅行サイトでキャンペーンを実施していて、連続して宿泊すると3万ポイント貰えるから、なのです。dポイント3万円分あれば、ついにニンテンドースイッチなるものが手に入るかもしれません。旅行のおまけにニンテンドースイッチってすごくない?!
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