勘違いさせる力

その男は、人生の不条理さを嘆く。 なので、自分以外は少しずるい方法を使っているから、人生がうまくいっているというストーリーを好む。 正直、自分の努力が報われない、とまでは思っていない。他人と比較して自分が努力をしているかと聞かれると自信がない。 しかし、ずるい人がずるい方法を使って、その人生を有利に … 続きを読む

第37回和光市民ロードレースフェスティバル

その男は気合が入っていた。 別の言い方をすると、出来ることが、気合を入れることしかなかった。 毎年、男は10kmのロードレース大会を2〜3レース出場しているが、3月に開催される和光市民ロードレースフェスティバルがシーズン最後のレースになることが多い。今回も2018年度シーズン最後のレースになった。 … 続きを読む

カインズホームでビルトインガスコンロを交換

その男は新しいモノには目が無い。利用するのは自分ではなくとも、例えば家族が新しい機能に触れて満足するのであれば、積極的に新しいモノを購入しても良いと思っている。自分が毎日利用するものであれば新機能が搭載されているものから検討するのが当たり前だ。 しかし男の彼女は別の考え方だ。 新しい機能に触れる事に … 続きを読む

SNS疲れ

その男は、SNSを活用できていない。 インターネット初期の時代から、なんとなく流行っているWEBサービスには手を出しているので、死蔵アカウントだけが増えて続けている。 男にはとても苦手なことがある。 脊髄反射だ。 日々凄い勢いで流れてくるニュースに対して、すぐに感想や自分の意見をコメントをするのが苦 … 続きを読む

DNS

その男は運動が嫌いだった。 学生の頃の体育の授業が苦手だったからだ。 球技や体操などイメージ通りに身体を動かすことができずに、周りについて行けなくて、恥ずかしさのあまり余計に運動から遠ざかっていた。 それは悪循環を呼び、身体を動かすこと自体が嫌いになっていた。 ただ、強制的に参加させられる体育の授業 … 続きを読む

5枚刃の髭剃り

その男は毎朝の髭剃りにうんざりしていた。 昔ニキビが大量に発生していたその男の肌は決して強く綺麗では無く、いや正直に言えば弱く汚いものであった。 そのでこぼこした顔面に、追い討ちをかけるように不揃いの髭が毎朝毎朝生えてくるのである。 汚い顔面を少しでも清潔にしようと毎朝毎朝毎朝、その雑草のように主張 … 続きを読む