dポイントでドラクエ11を購入した
世の中には、囲い込み施策としてポイントカードなるものがございます。
「継続して利用してくれるお客様には、そのご愛顧に感謝して割引きます」といった感じで、他のお店に行かないで自分のお店で買ってもらうための販促グッズがポイントカードになります。クーポン券とかもそうですね。
最近は、Tカードをはじめとした、自社以外でも、つまり他のアライアンス企業でも使える共通ポイントカードも増えてきています。自社と競合しない業界であれば積極的にポイント提携することで、ポイントシステムの共通化をはかりシステム費用を分担したり、自社の販路だけでは手に入らなかった顧客の流入も見込めるかもしれません。ユーザ側としても、一つの企業限定ではなくたくさんの企業でポイント利用できれば、よりお得に暮らせそうです。
アライアンス型の共通ポイントカードの企業側のメリットとして、囲い込むという目的以外にも、自社以外の情報をゲットできるというのもございます。一番分かりやすいのは購入履歴です。自社が物販の会社だったとして、自社以外のレンタルビデオの履歴や顧客属性がわかれば、適切なマーケティング(広告)が打ちだせるわけです。高い広告費を払って、的はずれな広告をしてしまい、顧客からうざいと思われてしまうリスクもあるので、一人一人に最適化された広告の魅力が大きいことも頷けます。
ただしユーザ側からしてみれば、知らない間に自分の情報が流通してしまったという事態にもなりかねません。特定の企業ならば信頼して顧客情報を預けられるけれども、勝手にアライアンス先の企業にまで自分の情報を渡してくれるな、というわけです。もちろん、ポイントカード導入時や約款改定時にオプトイン、オプトアウトといった手続きを経ているので、「勝手に流通」ということはありえないはずですが、あんまり規約などはきちんと読まない人が多いので知らない間には流通している可能性はあります。
とにかく、企業もユーザもうまく付き合っていけばお得なポイントカード。ユーザの視点からどんなポイントカードがお得なのかも考えてみます。
ポイントはお金と違って、利用できる場所が限定されるのが一番の弱点です。また、もう一つお金と違う部分は、ポイント同士を合算できないので、ポイントを分散させてしまうと価値が下がってしまいます。A店のポイントが100円相当、B店のポイントが200円相当溜まっていても、両方合わせて300円の価値があるとは言い難いです。お金の汎用性の高さにはどうしても敵いません。
この特徴を踏まえると、自分が定期的に必ず利用するお店でポイントを利用するのが良いということがわかります。特に多くの金額を使うお店でポイントが溜まり利用できるのが一番効率的かと思います。年間、どこの企業にどのくらいのお金を払っているのかを考えて、メインのポイントカードを決めて、なるべきそのポイントカードに集中させるのが良さそうです。
次に、いろいろな店で利用できるのが望ましいのですが、自分の生活圏で使えるかどうかが重要です。共通ポイントはいくつかありますが、たくさんの利用できる店は魅力ですが自分が本当に利用する店なのかどうかを考えましょう。
ということで、自分が利用しているのはdポイント。docomoユーザでdカードも所有しているので結構ポイントが溜まります。子育て応援プログラムとかで期間限定ではありますが3000円相当のポイントがいつのまにか付与されていたりするのでびっくりです。
しかしdポイントは結構新しい共通ポイントなので、利用できるお店はまだまだ限定されています。dファッションなど、docomoが力を入れている自社物販サイトも結構充実してきて、たまに覗くと結構お得なサイトになっていたりして、彼女などはグリーンレーベルのカバン(50%off)をポイントだけで購入したりしていました。が、まだまだ大手通販サイトの商品量や使い勝手には敵わないかなといったところです。
そこで見つけたのが、dケータイ払いプラス。ちょっとややこしいのですが、「dケータイ払い」は支払方法の話で、クレカ払いとか、口座振り込み払いとかと同列に位置していて、docomoの携帯電話の料金と一緒に請求するからそこで支払う、という支払方法です。つまりドコモの請求と合算払いになるのですが、その際にさらにdポイントでも支払うという選択ができるのがdケータイ払い「プラス」になります。つまり支払い方法にdケータイ払いプラスが選択できる通販サイトは、dポイントで支払うことができるのです。
dケータイ払いプラスに対応しているお店もそんなに多いわけではないのですが、選択肢が増えるのは歓迎です。
ということで、期間限定のdポイントがかなり溜まっていたので、dケータイ払いプラスが利用できるノジマで、Newニンテンドー2DS LLとACアダプターとドラゴンクエスト11をお得にゲットできました。ポイントをうまく利用するとこんな無駄遣いもできるんだぞ、という自慢のエントリーでした。
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