狭い小道でランニング
車を運転しているときは、運転技術の都合上、幅の広い道のほうが絶対的に好きなのですが、散歩するのは車が通れないくらいの幅の狭い道が好きです。
狭い道(小道・小径・細道)は、時間がゆっくり流れているように感じます。そもそも人通りが少ないのですが、すれ違ったとしても散歩されている人など、急いでいる感じがしません。
そして初めて通る小径は、その道の先に新しい発見がありそうな匂いがします。どことなく秘密につかがっているようなイメージ。
また、大抵の場合、小径は自然と寄り添っています。安心とか安全とかそんなイメージも湧いてきます。
気持ちよく走れるサイクリングロードも幅的に小径と呼んでもいいと思っています。
つまりは小径が好きなのです。
ということで普段ランニングするときも、小径のあるコースを選びがちになります。今回は志木周辺のお気に入り小径ランニングコースを紹介したいと思います。
せせらぎの小径
志木市役所あたりをスタート&ゴールにするとちょうどよい距離(5km以上)のコースです。
市役所から新河岸川(右岸でも左岸でも可)を上流に向かい、一つ目の橋で右折。しばらく一般道を直進して、市民病院を過ぎたファミマの信号で右折。
少し進むと、2車線の道の真ん中に遊歩道が現れて、それがせせらぎの小径です。
水が流れていたり、かっぱの像があったりして、楽しい雰囲気で走れます。
途中信号があったり、ちょこまかと曲がりくねっているため、決して走りやすくはないのですが、お気に入りの小径です。
このせせらぎの小径は新河岸川まで続いていて、突き当たった場所を右折すると、今度は新河岸川のサイクリングロードっぽい小径になります。
この小径を進むとスタート地点付近に戻れます。
すぐそこ新座発見ウォーキング
志木駅南口から、野火止用水へと続く散歩道になります。
志木駅周辺は信号があったり、車道と交差する部分にバイク等の侵入止めがあったり、案外交通量が多かったりと走りにくい部分は多々あるんだけど、住宅街を抜けると変化に富んだ道になっています。
個人的に残念なところは、このコースでは往復するしかない部分。好みの問題ですができればループ的に常に違ったところを走っていたいのです。
なので志木駅スタートの場合は平林寺を一周して帰ってくるコースをお勧めします。
武蔵野線を過ぎたあたりから野火止用水路の横を通る道になり、とても気持ちいいです。
彩湖
小径ではないのかもしれませんが、一番スピードが出るコースです。彩湖をほぼ一周することで5kmになります。
彩湖まで走っていくのは結構遠いので、自分は車で現地まで行ってます。秋ヶ瀬橋から秋ヶ瀬公園側の駐車場であれば朝5:00から空いているので、早朝マラソンにちょうど良いです。時期によっては、湖の上を走っているような素敵な道が湖のほとりに出現します。
景色が単調なのと、土手の登り下りが結構きついのが難点ですが、他に走っている人がいるのと、信号ストップがないのが素晴らしいです。
最後に
ランニングをしていると、同じ道ばかりでは段々飽きてきます。せっかく小回りの効くランニングだからこそ、普段とは違う道を選び、おおいに迷って新しい道を発見したいものです。そんなときに小径を発見したらぜひとも立ち寄ってみると面白いと思います。
念のためですが、小径はランニングじゃなくてもモチロン楽しめる道だと思います。