アウトライナーとしてのMacBookAir
最近OmniOutlinerを起動していなかったため、もう一度アウトラインプロセッサの良さを確認しておこうと思う。
文章とは
文章とは書き手が読み手に何かを伝えるための手段だ。正しく伝えるためには文章にはわかりやすさが重要である。読み手のために、相手に伝わるような文章を書くのだ。
書き手にとっても文章は有効である。文章を書くということは考えるということ。考えが纏まってからじゃないと文章を書きはじめられないことは無い。結論がでていない内容でも文章にすることにより整理され、自分の考えが纏まるかもしれない。
文章を書くために
書くことに集中したい。邪魔されたくない。思考の中断ことが最も避けるべきもの。(書くリズム的なものを乱さない)
書いているときには、文字を吐き出す以外の処理は不要だ。
そうなると、テキストエディタで充分。装飾もなくシンプルで動作が軽くて、どの環境でもほぼ同じように使えるから。よってテキストエディタで不満はなかったのだが、余計な手間がかかっていたことにも気が付いていた。
- 段落分け、タイトル、サブタイトルに【】などの記号を使っていた
- 箇条書きをあらわすために文頭に「・」やインデントのために「→」の記号を挿入していた
- 後で書こうとおもったことを忘れないために、テキストを最後までスクロールさせて改行を複数回入れて、文章を追加したのちに元の書き途中の文章までスクロールで戻って、文章を再開させていた
- 文章を書いている途中に、目に入った他の文章の書き方が気になり、結局他の文章の修正に入ってしまっていた
- テキストエディタ上での表示が気になり、行を揃えるための余計な改行を試行錯誤して挿入していた
これらのことはとても些細なことだけど、書く行為への集中を邪魔されているような気もする。
アウトラインプロセッサとMacBookAir
テキストエディタで不満だった部分を解決する方法はあるのか。解決方法の一つとしてアウトラインプロセッサのOmniOutlinerに期待してみる。
まずはアウトラインプロセッサとテキストエディタとの違いを考えてみよう
- アウトラインプロセッサは階層構造をもつ
これくらいしか思いつかない。この特徴により考えが発散したり収束したりするので非常に便利だが。
ちなみに自分がOmniOutlinerにて利用しているキーは以下のとおり
- 階層を上げたり下げたりするのに、「tab」と「shift+tab」
- カーソル移動に十字キー
- 表示項目(段落)を格納(非表示)したり展開(再表示)したりするのに「command+0」と「command+9」
これ以上の機能は使っていないため、的外れな感想になっているかもしれない。ただコレだけでも充分な機能だと思う。上記にあげたテキストエディタの不満点はだいたいにおいてカバーできているかなといったレベル。決して完璧ではないが。
実際、OmniOutlinerで書いているほうがなんとなく書いていることに集中しているっぽい。
MacBookAirでOmniOutlinerを使うのもちょうどいい。自分は11インチのMBAだが、全画面表示をしても余白が広すぎず、テキスト書きにはジャストサイズだと思う。
#最近のWindowsPCはあまり詳しくないが、全画面表示してもタスクバーが目に付いたり、そもそもintel入っている的なシールが本体に貼ってあったりとシンプルじゃないイメージ。
また、語れるほどの知識はないのだけど、キーボードの打鍵感についても、比較的静かだけど、しっかり打ち込んでいる感触があるのもいい。
OmniOutlinerとMBAを組み合わせることにより、持ち運びできる使いやすいテキスト書きツールになりました。
最後にOmniOutlinerとMarsEditの連携について
どうせなら、ブログを書く行為にもアウトラインプロセッサを利用したい。そうであれば、
OmniOutlinerの環境設定にて、テキスト→小丸とチェックボックスの項目はすべて削除したほうがいい。
自分はOmniOutlinerのファイル→書き出し…から一度テキストで書き出し、テキストエディタで開いてからコピーしてMarsEditに貼付けている。その際に段落やチェックボックスが記号として表現されているとブログ的には邪魔。ブログの見栄えについてはMarsEditで編集したいからだ。
さあ、頭ん中にある文字を吐き出そう!