ConoHaでKUSANAGIとか

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新宿御苑

たいそうなアクセス数があるわけでもありませんが、細々とこのBlogを続けてきています。今回は運営していく中でのトラブルの話です。技術的な話ではないのですが、横文字多めで、オチもないのであまり期待せず読んでください。

今まで、”さくらのVPS”でLAMP環境を構築して、CMSであるWordPressを動かしてきたのですが、時々ディスクI/O負荷が高くなっているようでIOPS制限がかかるようになりました。身に覚えはないけど、WordPressが変なSQL文を発行しちゃっているのか、もしくはLogWatchやSSL証明書更新などのバッチ処理が重たかったのでしょうか。

IOPS制限状態になってしまうと、Blogの表示もできないし、コマンドすらも受け付けられない状態なので、仕方なくさくらのVPSコントロールパネルより強制的に再起動を行います。再起動すると急にレスポンスがよくなりBlogの表示もターミナルログインもできるようになるんだけど、2〜3週間に1回程度、同じ事象が再発をしてしまっています。(LogWatchが1日1回動くのでそのタイミングまでこの事象の気づきもないです)

ということで根本原因を探ろうと思い、そういえばCentOSの起動時にパッケージのアップデートに失敗したとかのメッセージが表示されていたな、これが原因かもということで、yum updateをしてみたら、”〜 is a duplicate with 〜”と表示されほとんどアップデートされませんでした。バージョンが重複しているパッケージが悪さをしているんだなとyum removeで片方のバージョンを全て削除してやったら、なんかOSにログインできなくなりました。

正確には、鍵認証を利用したSSHは利用できるのですが、sudoなどパスワードを求められる場合に正しいパスワードを入力しても弾かれてしまう状態で、コンソールログインでも他のユーザでログインしてもダメ。パスワードファイルが壊れちゃったのかなと、シングルユーザモードでログインして復旧を試みるも、あえなく撃沈。rootでpasswdを打つとsegmentation faultが発生する有様です。ただし一応各種サービスは起動しているのでBlogは表示できる状態でした。

原因もわからないし、事態は悪化しているし、心機一転初めからやり直そう、と思い、最近興味があったKUSANAGIを使ってみることにしました。

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」とは

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」(以下「KUSANAGI」)は、プライム・ストラテジー株式会社が開発・構成する、WordPressを高速に動作させるための仮想マシンおよびそのイメージです。WordPressの実行時間3ミリ秒台、秒間1000リクエストをページキャッシュ非使用で実現する世界最高速クラスのWordPress実行環境です

言うなればWordPressに特化した環境セット(OSとミドルウェアをチューニングしたもの)がKUSANAGI、なのですが、それが利用できるVPSサービスがさくらのVPSとConoHaになります。メモリ1GBプランではどちらも同じ値段なのですが、さくらのVPSだとまたIOPS制限になる可能性も否定できないので、ConoHaでKUSANAGIを利用することにしました。

OSというかKUSANAGIのインストールはGUIで選択するだけだし、プロビジョニング設定はコマンドではありますが対話型になっており、非常に簡単です。VPSでも随分敷居が下がったなと感じます。なんとLet’s Encryptを利用した証明書設定まで、対話だけでほとんど何もせずに完了していました。

さあ新環境は整ったので、過去のサーバ(さくらのVPS)からKUSANAGI(ConoHa)にブログデータを移行します。しかし過去のサーバではログインできない=FTPも使えない状態なので、移行できるデータは限られてきます。とりあえずWordPressの標準ツールであるエクスポート/インポートを利用します。幸いにも最近のエントリーは、画像はFlickrから引っ張ってくるようにしているので、画像自体の移行はほとんど発生しません。ただしプラグインやテーマについてはそういうわけにもいかないので、新しくインストールし直して、さらに新旧環境を並べて設定をコピーします。

DNSは過去のサーバに向いていたので、新サーバ(KUSANAGI)をGUIから設定するために、作業用PCのhostsファイルを変更しておきます。2台のPCがあれば、1台は通常のDNSに問い合わせを行い過去サーバにアクセスし、もう1台はhostsファイルで新サーバへアクセスできるので、設定を見比べる事が可能です。自分の場合はMacを2台用意できたので、Mac標準の”メモ”アプリを使って設定値のコピー&ペーストを行いました。頃合いをみてドメインの向き先を変更して完了です。

ちなみに10年以上過去の記事の画像は前述の通りFTPができないので移行は半分諦めていたのですが、なんと古いPC(windows VistaなVAIO)にバックアップデータが少し残っていたので、少しは復旧できたかと思います。過去のページはこれを機に消してしまおうと思っていましたが、探してみるものですね。

しかし、完璧に移行できたとはいえず、画像はもとより、例えばWordPressのプラグイン、amazonJSはKUSANAGIと相性がよくないようで、商品画像とSalesRankしか表示できなくなってしまいました。HHVMからPHP7に変更しても同じでした。あとテーマの編集やらでつまづいた部分をColdSleepさんにサポートいただいたことも記しておきます。ありがとうございました。(AmazonJSについて追記しました)

大体、移行が終わって、DNSの変更も世の中に浸透して新しい環境にアクセスが増えてきました。確かにConoHa&KUSANAGIの環境は、今までよりページの表示が速くなりました。ちなみにKUSANAGIはメモリ4GB以上推奨ですが、1GBでも大丈夫そうです。あとSSDになったのでサーバ再起動も速いです。ConoHaはVPSとクラウドのいいとこ取りなところもあってスケールアップ(メモリを増やしたりSSD容量追加したり)が可能です。さくらのVPSでは不可能でしたので後発ならではの進化を感じます。ということでConoHaは結構気に入ったので、紹介リンクを貼っておきます。こちらのリンクから申し込みいただけると1,000円分のクーポンが貰えるようです。自分には紹介した人が2,000円分ConoHaのサービスを利用した場合に、2,000円のプレゼントクーポンがもらえる仕組み。キャンペーンをやっていない時にはなかなかお得かと思います。

紹介ページ

今回のエントリーをまとめます

  • yumには気をつけろ
  • FTPでのサイトのバックアップ大事
  • ConoHaとKUSANAGIは簡単で性能がいい
  • ConoHaもKUSANAGIもキャラクターがアニメな女の子なのでなんだか少し恥ずかしい

最後に、せっかく新しい環境にしても何も代わり映えしないというのもさみしいので、SNAPという新カテゴリーを追加したことをお知らせして、このエントリーを終わりにしようと思います。それでは。

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コメント


  • ズーコ

    よくわからんが、こういうなんか詳しそうなエンジニアがd社にはいるんだな、ということは分かった。


    • atsuron

      詳しそうだとハッタリをかますエンジニアでございます

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