ReederとReadability
今日はiPhoneアプリの話です。
新しいアプリを入れるのは好きだと思う。
でも入れたアプリを使い続けるのには自信がない。
なるべくなら起動するアプリは少ない方がいい。
少ないメモリのモバイル機器にとってはなおさらだ。
というかよっぽど楽しいか習慣化したアプリではないと起動(存在)することすら忘れてしまうのだ。
なので使い続けるのに自信がない。
Read It Later(現:Pocket)というアプリを好んで使っていた。
RSSやTwitterを読んでいて、「あとで読もう」と思った記事やURLを保存しておくサービスだ。
自分的には、少しでも気になったら「Read It Later」して、さらにあとあと見直すことがありそうな良記事はEvernoteにクリッピングするということを行っていた。(何回か)
でも「あとで読もう」と思ったとき、それは1週間後ではなくて、例えば通勤中だったら今日家に帰ったら読もうとか、そういったスケジュール感で読みたいのだ。
何がいいたいかというと、「あとで読もう」と思ったことすら、家に帰ってくると忘れていたりして「Read It Later」アプリを起動しない限り気づけないのだ。このアプリを起動するを忘れないように習慣化や時間起動のランチャーを利用するという手もある。けれど、前述のとおり起動するアプリは少ない方がいいし、存在すら忘れてしまうのだ。
そこで登場したのが、前々から興味はあったけど、入れていなかったRSSアプリ「Reeder」。こいつが解決してくれた。
使い勝手は長年使い続けてきて慣れてしまったBylineに(自分的には)劣るけれど、何よりデザインがいい。機能的に自分が便利だと気に入っている点は以下の2点。
1.Readabilyに登録した記事がReeder上で読める
2.RSSで全文取得できない記事も、Readabilyボタンを押すとモバイルに最適化された状態で全文が読める
1.については今回まさに実現したかった内容。
まず「あとで読む」サービスを「Read It Later」から「Readabily」に乗り換えした。
※もちろん「Reeder」が「Readabily」の機能を実装していたからなんだけど、「Read It Later」が最近「Pocket」という名前になり、有料アプリが無料に変更なったという、みんなにはハッピーだけど有料で買った自分は少し残念な気持ちになった出来事も乗り換えに一役買ったかも。
「Reeder」やTwitterクライアントの「Tweetbot」で気になる記事やURLが出てきたら迷わず「Readabily」
これもReederで読めるので、RSSを寝る前に読む習慣ができている自分にとってはとりこぼしがない。もちろん、ReederからEvernoteへの連携も可能だ。
ようするに、必ず起動するRSSリーダーアプリのみで「あとで読もう」とおもった記事も読めるのだ。すごい!
2.については、「まるごとRSS」や「Full Text RSS Feed Builder」といったRSS自体を全文化してくれるサービスもあり便利に利用しているが、それでは不都合なこともある。
例えばニュース系の記事は新鮮さが命なんだろうけど、全文化サービスを通すとどうしても少し遅れてしまう。これもう知っているよ状態。
また、「Googleブログ検索フィードの購読」はどうしても全文化できない。自分は「Nikon V1」というワードで登録して気に入ったブログがあればきちんと定期購読しようと思っているのだけど、写真を含めた全文をどうしてもとってこれない。
そこで、全文化できてない記事をReeder上で読んだ時に、Readabilyボタン(一人用のソファーみたいなアイコン)を押すと、一旦ネット接続は必要になるが、モバイルに最適化された状態で全文が読めるようになるのだ。
ということで、
「Byline」→「Read It Later」から「Reeder」→「Readabily」に乗り換えてみました。
仕組み的にはそこまで大差ないんだけど、新しいほうが楽しそうってのもあり。
しばらくはこの仕組みで使っていくつもり。
ちなみにあまりにReederが気に入ってしまったので、メーラーも話題の「Sparrow」に変えてみました。こちらはちょっと動作が重たい気がする。しっかし、iPhoneは良アプリがたくさんでてきて、よいね!
Reeder
価格: ¥250 (執筆時点)
バージョン: 2.5.4(サイズ: 4 MB)
Readability?
価格: 無料 (執筆時点)
バージョン: 1.0.3(サイズ: 14.8 MB)
Sparrow
価格: ¥250 (執筆時点)
バージョン: 1.1(サイズ: 9.6 MB)