伊勢丹のMade To Measureでスーツをオーダーしてみた
スーツな職場になってから1年と半年、そろそろ新しいスーツが欲しくなってまいりました。
前回は必要に迫られて勢いでスーツを選んでしまったけど、今回はじっくりと研究した上で選択してみようと思った。しかし拘りを持つとやっぱり値段がとんでもないことになるため、自分の体型に合ったスーツを買う事を第一優先に選ぶ事にした。どんなに素敵な洋服でも自分に合っていなければ、かっこ悪く見えるとオシャレさんが言っていたからだ。
自分の場合、ちょっとお腹まわりのボリューム感がでてきたとはいえ、まあ標準体型なんだけど、いつもMかLか迷っている中途半端なサイズだったりするのです。なので、今回は思いきってオーダースーツにチャレンジして、自分にぴったりサイズを体験してみようかと。どこでオーダーすべきかわからなかったので安心の百貨店、伊勢丹メンズ館へ、なけなしのお小遣いを握りしめて行ってまいりました。
ちなみに、伊勢丹の(セミ)オーダーメイドはメジャーメイドと呼ばれていたけど、最近はメイドトゥメジャーと言うみたい。
スーツ生地が置いてあるフロア内をビビりながら値段を確認しつつ、このくらいならなんとか出せるかも思った値段の生地を触っていると店員さんが話しかけてくれて、そこからいろいろ相談させていただく。一応、伊勢丹のホームページはみてきたのでなんとなくのイメージ(カタチや値頃感)を伝えられたが、まったくの下準備なしだったら、無数の選択肢からその場で判断は難しかったと思う。ということで、「イセタンメンズ メイド トゥ メジャー スーツ NAPOLI CLASSICO」というカタチを選択した。この特徴は以下の通り。
丸みを帯びた肩を包み込むようなショルダーが特徴的な「ナポリクラシコ」。高めのゴージラインに大き目のラペル。それに対しての小さめのフラワーホールが特徴。
イタリアンって感じらしいです。ラベルが大きすぎって感じもするけど、それが流行らしい。
次に生地を選びます。カタチを選ぶと、生地の選択肢も決まります。ナポリクラシコだとざっくりイタリア製か日本製の生地から選ぶ事になるみたい。
今回は、カタチで冒険するので、柄は無難に無地の紺色と決めていたのですが、それでも結構な選択肢がある。糸の細さや機能性(COOLMAX的な感じ)、同じ紺でも青に近かったり黒に近かったり。店員さんと色々お話しして、Tollegno(トレーニョ)という生地メーカーのスーパー120’Sというわりかし軽くて細い糸を選択。色も、ザ紺色って感じのものにしました。(裏地は明るい青にしちゃったけど)
それから採寸がはじまるんだけど、ここでも色々訪ねられる。あまりスーツの知識が無いので結局店員さんのオススメを選んでしまう事もあったけど、全体的に結構細め(ピッタリめ)に作ってもらいました。さすが伊勢丹、丁寧です。ちなみにセールのときに購入すると、混雑しているとどうしても一人一人に時間をかけてくれずに少し雑になるイメージ。
で、気になるお値段は、66,000円から。”から”っていうのがオーダーの難しいところではあるけど、自分の場合は追加料金が発生するようなオーダーはありませんでした。ちなみに既製品と比べるとやっぱお高いですが、スーツ作りの良い経験も買えました。賢い人はセールじゃないときに1着きちんと採寸して作ってもらい、セール時にその採寸結果(以前にオーダーしたデータは伊勢丹に残っているとのこと)を流用して、生地だけ安く買うってことをやっていると思う。
あと、忘れちゃいけないのが出来上がるのに時間がかかってしまうこと。オーダーしてから受け取るのに4週間かかりました。
そんなこんなで、出来上がったスーツが上記の写真となっています。お願いしたとはいえ、結構、いやかなりぴったりな感じ。特にパンツ。ジャケットも若干ではあるけど腕の動きが窮屈な気がする。既製品だったらもうワンサイズ大きいのを持ってきてもらうレベル。受け取った際に実際に着てみて店員さん(作るときに接客してくれた人とは別の人)にみてもらったけど、そこまで小さい訳ではないので大丈夫かと言われました。この状態で実際に着てみて、気になるようであればお直しもできますので、とも言われたので、まずは実際に仕事に着ていってみようと思う。もしかしたら自分がいつも大きめを買っていただけの話かもしれないし。
というわけで、もしかしたらお直しをするかもしれないけど、見た目とカタチは気に入っているオリジナルスーツ。会社に着ていくのが楽しみです。
さらに、伊勢丹のセールでスーツをオーダーを作りました