娘は自転車、自分はジョギングが最高

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子供自転車

娘に自転車を購入したのはいいのですが、一人ではなかなか乗りたがりません。

まず、筋力がないので、駐輪場からの自転車の出し入れに苦労しています。

信じられないかもしれませんが、自転車を止めるときに使う、キックスタンドを蹴り上げたりするのさえ、力がないので一苦労なのです。

こんな調子なので、自転車を押して歩く時、自転車が倒れそうになったときに支えたりするのも苦手です。

マンションの駐輪場は、前後輪固定のレーンから取り出すタイプで、かつ他の自転車を動かしつつ取り出さないとダメなので、少し難易度が高く、結局親の自分が駐輪場から出し入れを手伝ったりしています。

まあ乗り始めてしまえば、それなりに走ることはできますが、一人では何かと不安なのでしょう。なので一人ではなかなか乗りたがらないのです。

ちなみに平地であればスピードも出すことできます。でも下り坂が怖いと言います。これはブレーキがまだきちんと使えていないからでしょう。

スピードを調整するための微妙な握り具合は、言葉では教えていますが、実体験じゃないとなかなか覚えられないのでしょう。

というか「止まって!」と声をかけても、すぐに止まれず1秒後にブレーキをしたりとか、坂道怖いとか、幼稚園のときより乗れなくなってしまったような。成長して、怖い、という感情を覚えてしまったからでしょうか。

というわけで、現時点で、どこまで親が手伝ったほうが良いかは微妙ですが、見守っていたいという不安な気持ちで、自転車の時は自分が一緒についていくことにしています。

自転車の娘をフォローするのが目的なので、自分も自転車に乗ってしまうと、下り坂で手助けができないので、自分はランニングをするつもりで、自転車に乗らずに走ってついていきます。

これがなかなか良かったです。

ちょうど娘の自転車のスピードと、自分のジョギングするスピードがぴったりあっていて、二人で会話を楽しみながら、どこまでも遠くへいけそうな感じになります。

車通りがあり、歩道が狭い道はスピードがだせないし、目の前に坂が迫ると、「支えて!」と言われたりと、フラストレーションもたまりますが、歩道が広い道を選んだり、陸橋などを避けたコースにすれば、娘も自分もかなり快適に走れます。

お互い今の年齢しか楽しめない、本当に素敵な時間です。

もちろん、自分は汗びっしょりになるので、ランニングをする格好は必須です。速乾性のないTシャツや普通の靴では辛いでしょう。

平均時速8~9km/hで、距離にして4~5kmくらい。自分にとっても悪くない運動です。

目的は、公園まで、でもよいのですが、例えばお買いものと組み合わせるとなお良いです。

スーパーで食材を買ってきたりすると、お手伝いをした気分にもなるし、GUで娘の洋服(390円)を買ってあげたりすると親子のきずな(?)が増します。

道中、娘より小さな子が、一人でしっかりと自転車を乗りこなしているのをみると、少しさみしくもなりますが、見なかったことにして、親子の時間を楽しむことにします。

このままずっとフォローしてばかりもいられないので、自転車の重さに慣れ、下り坂のスピードにも慣れてもらうためにも、どこかで手助けをやめるようにしなきゃ、と思うのですが、楽しくてずるずると一緒に走ってしまいそうです。

次のステップとして「娘は自転車、自分も自転車」ならば、それも楽しそうなので、まずはたくさん乗って慣れてもらおう。

いつも歩いている娘にとって、自力で移動できる場所が増える、つまり行動範囲が広がっていくことを実感してもらおう。

「そんなところまで行ってきたの?すごいね!」を自信につなげよう。自転車って楽しいをたくさん体感しよう。

自分は恐らく過保護な親で、子供の怪我や病気を恐れすぎているんだと思います。そして子供も保護されるのが当たり前になってきている。

女の子だから一生モノの傷ができちゃったら大変だとか、細かい交通ルールは教えられていないとか、言い訳もあるのですが、やっぱり親も本気で子離れしないとなあ。

あと、忘れちゃいけないのが、サイクル保険。docomoユーザで家族3人以上で自転車を乗っていれば、ドコモサイクル保険の家族プランがオススメです。もしくは今契約している保険の特約で自転車事故も対象になるかを調べておきましょう。自転車事故は相手にも自分にも結構負担をかけますよ。

最終的には「娘はロードバイク、自分もロードバイク」、楽しそうじゃありませんか。それまでは熱中症に気を付けつつ、たくさんランニングしよう。

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