子供の頃を懐かしみながらミニ四駆を組み立てる
自分が小学生の頃、学校でミニ四駆が流行っていました。自分もなけなしのお小遣い600円をはたいて購入したクチです。でもミニ四駆ってそれ単体だけ所有していてもあまり面白くなかったような気がします。つまり、走らせて楽しむおもちゃなのに、走らせる場所、コースがないと楽しめないのです。
小学生時代は、ミニ四駆コースを持っているような友人はいなくて、もちろん自分では買えず、模型屋さんのコースは怖そうなお兄さんが占領しているし、いつの間にかミニ四駆から離れていった感じです。体育館で行われる退屈な朝礼の時に、ここでミニ四駆を走らせたら楽しいそうだなとぼんやりと思い出したりはしましたが。
時は流れて現在。職場の友人がミニ四駆を持っていると聞いて、懐かしいな、今(の財力)ならもっと楽しめそうかもと軽い気持ちで、自分もやりたいと言ったところ、他にもやりたいという職場の友人がでてきたりして案外盛り上がったので、仕事帰りにみんなでタミヤプラモデルファクトリー新橋店へ行ってきました。
タミヤプラモデルファクトリー新橋店は、ミニ四駆やパーツが売っているのはもちろん、ミニ四駆を組み立てられるスペース(机と椅子)があったり、憧れのミニ四駆コースが併設されています。つまり、お金と組み立てに必要な工具(ニッパーとドライバー)があれば、その場でミニ四駆を購入し、組み立て、走らせることができる便利な場所なのです。というかぜひ工具も置いてほしいところです。
ただし、組み立てるスペースやミニ四駆コースがある場所、モデラーズスクエアには誰でも入れるわけではなくて、以下の条件があります
・2Fイベントフロア入場の際には「モデラーズスクエア(イベントフロア)パスポート」が必要です。 ・「モデラーズスクエア(イベントフロア)パスポート」は 3,000円以上のお買上げで差し上げます。 (累計のお買上で3,000円以上になった場合、レシートをご提示ください) ・「モデラーズスクエア(イベントフロア)パスポート」は発行日から1年間有効です。 ※「モデラーズスクエア(イベントフロア)パスポート」をお持ちでない方は、 お買い物当日に限り、1,000円以上のレシートで入場が可能です。 ※小中学生、女性の方はフロアパスポートは不要です。
自分はミニ四駆本体とパーツを買って1,000円を超えたので、入場可能となりました。なお、営業時間が平日22:00までとなっていますが、組み立てに1時間半くらいかかるので、仕事帰りだと案外走らせる時間は少ないかもしれません。あと、たまたまかもしれませんが結構混んでいて、みんなバラバラのテーブルで組み立てることになってしまい、ワイワイ言いながらとか、工具を貸借りしながら組み立てることは難しいかもしれません。
自分が購入したのは、
- ミニ四駆PROシリーズ No.41 シューティングプラウドスター(MAシャーシ)
- MAシャーシ ファーストトライパーツセット
マシン本体のシューティングプラウドスターはパッケージで選びました。なんかかっこいいような気がするし、発売時期も新しいし、漫画内でこのマシンを使っているキャラクターもイケメンっぽいので。あ、そうそう電池も買わないとダメですが自分はなんか強そうなエボルタを持ち込みました。
このマシンを選んだ理由の一つは、MAシャーシだからでもあります。MAシャーシというのは、自分が子供の頃にはなかった、モーターが真ん中に設置された新しい構造です。写真をよく見ていただけるとわかるかと思いますが、なんとモーターから軸が2本でているのです。これをダブルシャフトモーター(両軸モーター)といい、この両軸モーターを中央に配置することでダイレクトにタイヤにパワーを伝達することが可能になったのです!って本当なのかなとか疑問に思ってしまう自分は大人の階段を登ってしまったのだな。
一緒に購入したファーストトライパーツセットは、コースで走らせるには必須のパーツです。ごちゃごちゃしたのが苦手な自分的にはバンパーのポールとか黄色いローラーとかかっこ悪く見えるので、取り付けたくなかったのですが、これがないとコースを完走することができませんでした。軽くて吹っ飛んでしまうことが多かったので、特に後ろのパンパーに取り付けた金色の重り(これもセットに含まれる)が重要だったと思います。
というわけで、なんとかコースを完走できるところまで行って、閉店の時間が来てしまいました。実は完走するまでの間、何度もコースアウトしてしまい、その度にパーツが壊れたり、外れて無くなったりしてしまったりして、一緒に行ってくれた人に予備パーツを恵んでもらったりして、本当になんとか完走したという感じです。自分のマシンだけ周りより明らかにスピードが遅くて、ノーマルモーターの安全運転だから完走できたのかもしれません。
次回もまた来たいと思い、モーターとか、ベアリングとか、1,000円以上使うような改造をする余地は残しておいたというのもあります。
後、久しぶりに細かいシールを貼ったりする作業をしましたが、指が震えてうまく貼れずに大変でしたが、なかなかいい刺激になりました。また安物のドライバーを使っていたからかパーツがすぐ取れたり、ネジ頭をナメそうになったりしたので、工具も精度がいいやつが欲しくなりました。ただ、新橋店に来ている周りの大人を見ていると、結構なお金をつぎ込んでそうなので、ミニ四駆にこのままハマったら危険な匂いもします。というか子供の頃にやっていた人ならすぐにハマってしまうでしょう。ぜひともお金の上限を決めてうまく付き合っていかねばなりません。
久しぶりのミニ四駆。コースを走らせて完走できたのでめっちゃ楽しいかったです。もっと速くなるように改造したり、貧相な見た目も変えてやりたいです。(すでにハマってしまっています)
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