MacPro2010パワーアップ
PCを改造するのは結構好きでしたが、最近の主流であるノートPCはいじくれる部分が少ないため、改造から遠ざかっていました。巨大なデスクトップPCであるMacProを手に入れたので、久しぶりにいじってみよう(改造しよう)かな、と。
まずは一番の不満だった、SDカードの読み込みの遅さを解決します。RAWで撮影した大量の写真データをMacに取り込む時間が長いのが気になっていたのです。
遅いのは、カードリーダーのインターフェイスがUSB2.0規格と古いからなのですが、MacPro(Mid2010)は新しく高速なUSB3.0に対応していません。というわけでUSB3.0に対応させるべく、以下の商品を購入。
「USB3.0 PCI Express拡張カード Fast U3 Mac MEPI-4PU3M」というデンノーの拡張カードで、これをMacProに装着します。自分はOSにEl Capitan(10.11.3)を利用していますが、カードを装着しただけ(ドライバ等が不要)で普通に使えています。電源ケーブルも不要で認識してくれています。簡単です。
これでMacProにUSB3.0のインターフェイス(4ポート)が追加されました。
ということで、お次は、USB3.0に対応したカードリーダーを準備。今まで利用していたSanDiskのカードリーダーはUSB2.0規格のものだったのでせっかくの3.0の速度が活かせません。とりあえず今まで使っていたSanDiskの後継機種を購入したのが、一番上の写真。黒い方が旧カードリーダーで白い方が新カードリーダー。新しいの、でかいです。そしてSDカードの出し入れがきついのですぐ倒れてしまいます。正直、旧カードリーダーの方がシンプルでよかったなあ。もちろん、転送速度は劇的に速くなりましたが。
そうそう、メモリも8GB(2GB*4枚)から16GB(4GB*4枚)に換装しています。本当は8GB*3枚のトリプルチャネルにしたかったけど、予算の都合でデュアルチャネル*2になりました。メモリは安苦なったとはいえ、ECCメモリは高価なのですね。こちらは起動時間が速くなりました。Apertureで時々レインボーマーク(windowsでいう砂時計)が出ているので、メモリ不足かと思っていたのですが、そちらはあまり改善せず。サポートが終わったアプリはもう使うべきじゃないのでしょうか。
旧MacProはとてもメンテナンスがしやすい構造で、PCIカードの追加やメモリの換装、HDDの追加交換くらいであれば、特に悩まずできてしまうと思います。パーツ自体も通販(AmazonやVintage Computer)で購入できますし、改造の敷居は下がっていると思うのですが、いかんせん、世の中のPCの主流は改造のしにくいノートPCなんですよね。
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