未来の技術を想像する(文字入力編)

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未来を想像するときに、こうなればもっと便利だよなって空想もする。

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例えば、文字入力について。

携帯やパソコンなど、それぞれによって入力方法が違うし、基本的には手を使わないといけない。

両手が塞がっているときなんかは不便だ。

そして素晴らしいアイデアが思いついて、それを入力したいと思うときはたいてい、自転車のうえだったり、鞄をもった満員電車のなかだったり、車の運転中だったりするのだ。(そして1分後にはその偉大なアイデアを忘れ去ってしまうのだ)

話を戻して、文字の入力スピードについても、タッチタイピングは速く入力できるとは思うし、フリック入力も悪くはない。けど慣れが必要。万人向けとは言いがたい。

さらに、記号など普段あまり使わない文字種については、それこそ慣れてないので入力がもどかしい。

とはいえあまり使わない文字種まですべて考慮するのも現実的ではないとも思う。

日本人がよく入力する文字種にはひらがなやカタカナや漢字、数字や英字や記号がある。

全てをすばやく入力できるのがモチロン望ましいが、これらを合計すると何百、何千種類ある文字種がある。

“かんじ”なのか”カンジ”なのか”漢字”なのか”感じ”なのか”幹事”なのか”kanji”なのか、それらを事前に区別して入力をさせるのは難しい。

かなだけに絞れば、おおまかに76種類の文字の入力だけでよい。数字を加えるとなるとプラス10種類、英字を加えるとプラス26種類、 句読点や記号を加えると、と際限がないのでどこかで見切りをつけて、あとはディスプレイにて入力した文字を変換して候補から確定するというやり方が一般的だ。

ということで、せめてかなだけでいいので、いつでもどこでも素早く正確に入力したいのだ。

手を使った入力(指を含めて)

人間で一番繊細に思い通りに動かせる部分は手なんだとだと思う。 なのでこれをつかった入力というのは利に適っている。

アナログの世界でもペンなど手を使ったほうが効率がいい。そしてデジタルな世界でも一番一般的な手段だ。

キーボードは今のところとても優れた入力方法だ。BlackBerryのように持ち運ぶにも邪魔にならないくらい小型化もできている。ただし、ボタンの数が多い。携帯(いわゆるガラケー)の10キー入力はボタンの数は減らすことができたが、ボタンの押す回数が増えてしまった。

フリック入力はボタンという概念から抜け出した。押すだけではなくなぞる方向を検知して入力を切り替えることができるので、ボタンの数も回数も減らすことができた。

でもまだまだ手を使った入力は進化ができるのではないだろうか。

例えばフリック入力も可能な据え置き型のキーボードというのもそろそろ出てきてもおかしくはない。ローマ字入力が苦手な人のはもってこいではないだろうか。

またアイデアとして、フリック入力と物理ボタンを組み合わせてトラックパッドのようなものを10キーのように用意するというのも面白いのではないか。これでスマホでもブラインドタッチができるようになるかも知れない。

またスマホなどはフリック入力時に背面で支えている指がもったいない気もする。自分の場合は右手親指でフリックしているんだけど右手人差指が遊んでいる。その指を「あ」「か」「さ」「た」「な」などの位置を指定するために使えばブラインドタッチができる気もする。

口を使った入力(声を含めて)

手の代替案としてSiriなどで用いられているいわゆる音声入力という手段もある。

なるほど手を使わないし、慣れも必要ない。

でもこれには2点ほど不便なところがある。

  • 誤入力した時の修正などが面倒(ポインティングがしにくい)
  • 周りに声を聞かれる

これらは致命的だ。

ただ、技術がすすみ、音声入力もだいぶ使えるレベルに達してきた。あまり修正が必要ないという意味で。

これで誤った入力に関しても簡単に修正できるようになればいうことはない。が今のところは入力は音声で、修正部分は手で指定、というハイブリットが現実的なところかと。携帯電話はしゃべるためものなので、音声入力は相性がいいと思っているけど、なかなか普及レベルにはいかないね。

自分的には、声を使わず、口パクでも入力できるようなると、音を発生させないので周りを気にせずに入力できるようになってほしいなと。スマホにつけられたあまり使わない前面のカメラにてなんとかならないものだろうか。

未来にむけて

未来においては革新的な技術で既存の入力方法にとって代わるようなやり方が出てくると思う。

Google Glassのようなスカウター型のディスプレイやウェアラブルコンピュータが登場してくると、より一層文字入力についての議論が進むはずだからだ。手や口に代わって、目(視線)を使った入力などが一般的になるかもしれない。

理想は、思った言葉、頭に浮かんだ言葉が、そのまま入力されるようになるといいと思う。すごく愚痴愚痴した内容ばかり入力されてもいやかも知れないけど。

その際に、できれば自転車のドロップハンドルを握りつつの入力、というのもご検討いただけるとありがたい。

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