電子レンジ 3つ星 ビストロ NE-BS602に買い替え

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10年くらい使用していた電子レンジが壊れてしまった。

ターンテーブルでくるくる回るのが昔風だったけど特に不満があるわけでもなかった。まあメインで利用するのは自分ではなく彼女なので、自分には不満がないのは当たり前ですが。それなりの年数も経っているので修理をするという選択肢はなく、新しいレンジを購入することにした。

ちなみに我が家は食器棚の一部にレンジを置いている。キッチンが狭いので別の場所にレンジを置くわけにも行かずに、必然的に食器棚の寸法に合わせたレンジを購入することになる。そう、大きい容量のレンジは買えないのです。

3つ星 ビストロ NE-BS602

手頃な大きさで、手頃な価格で、過熱水蒸気機能が付いている、という条件でオーブンレンジを探して、パナソニックの三つ星ビストロ「NE-BS602」を購入するに至りました。

新しい電子レンジを使用するにあたって、楽しみにしてたことは、

  • お惣菜(揚げ物)を、サクッと美味しく温める
  • 冷凍お肉を火が通ることなく包丁で程よく切れるように解凍できる
  • 根菜を美味しく茹でる

あとは、何と言ってもスチーム加熱。スチーム加熱でどんなに美味しさが変わるのかと期待していた。それから、今までの重量センサーではなく、スイングサーチの赤外線センサーがどのくらい正確かというのも地味だけどすごく注目だった。

まず、日々よく使うのは、冷凍したごはんの解凍。今までは600Wで2分くらい加熱して、ひっくり返して、また1~2分加熱。そして、さらに手で触って足りなければ加熱していました。

新しいレンジでは、ただ、凍ってるごはんをポンと入れて、スタート押すだけでオッケーでした。赤外線センサーすごいかも。前のレンジだとレンジに判断を頼ると加熱ムラがあって残念だったのです。

次に、レンジ加熱ではホクホクにならないじゃがいも。今までは、濡れ布巾で皮付きじゃがいもを包み、さらにラップをして、1個あたり3~4分温めるのが一番出来が良かったが、新しい電子レンジでは、根菜モードでスタートするだけで、加熱ムラなくホクホクになっていた。じゃがいもを切って加熱でオッケー。今までは切ったじゃがいもだと、少し水分が飛び過ぎることがあったので、これには感心した。ちなみに、少量でも大量でも問題なかった。

そして期待の揚げ物の温め。今までは揚げ物の温めは電子レンジはベチャッとなるので全く信用せず、もっぱらオーブントースターを使っていた。でも、オーブントースターだと沢山の量を温めるのは難しい。オーブントースターでは焦げないようにアルミホイルをかぶせて加熱していた。

今回のレンジのカタログでは揚げ物もサクッと温められる、というのを見ていてちょっと楽しみにしていたのだ。フライ専用ボタンでの温めの一番の感想は、予想より、時間がかかる。時間がトースターの2倍はかかるが、宣伝通りサクッと美味しく温められ、美味しく食べられた。トースターだと、表面が焦げて中身が温まりきらないことがあるが、中身はふんわり表面はサクッと本当に美味しく温められて、ちょっと感心。時間がかかるのが難だが、4人家族分で量が多いときには適していると思う。

あと、冷凍庫でカチンコチンになっているハーゲンダッツを解凍する機能はなかなか楽しかったです。設定温度を-10度にするのですが、どんな仕組みなんでしょう。適度な固さを残しつつ、スプーンがスッと入っていくのはさすがでした。

とまあ全体的には新しいレンジに満足しています。コンパクトだしシンプルな操作体系も悪くありません。スチーム機能を使う時にはレンジに水をセットするのですが、それが面倒なくらい。

そうそう、このレンジは年末に購入し4か月弱使用しているのですが、3か月目くらいの時に「H94」というエラーメッセージが表示され、全く利用できなくなりました。でも故障して1週間後にPanasonicの修理の人に来てもらった時にはいつの間にやら直っていて、恥ずかしかったのですが、故障履歴が残っていることを確認してもらって疑わしい部品は交換をしていってくれました。我が家のPanasonic製品は結構修理にお世話になっているような気がします。

せっかくなので新しいレンジに付属していた料理レシピに従って、ノンフライの「かき揚げ」と、2品同時に料理できる「鶏の照り焼き&かぼちゃの煮物」を作ってみました。

かき揚げの元

背ワタと取るのが面倒なエビとか入れるし、切る大きさを小さく揃えなきゃダメだし、下ごしらえが結構大変。

かき揚げ

コンパクトサイズなので一気に大量生産はできません。

かき揚げ

お、見た目はかなりいい感じです。油で揚げたみたい。

下ごしらえ

こちらも事前に漬け込みが必要など下ごしらえに手間がかかります。でも洗い物は減ったかも。

2品同時

上段と下段で同時に料理ができます。

かぼちゃ

こちらもいい感じに出来上がりました。トマトはレンジとは関係ありません。

完成品

というわけで、レンジのレシピ通りに3品作ってみました。

肝心な味は、正直かき揚げは、かき揚げという料理ではないかと思いました。油で揚げないかき揚げはかき揚げじゃないと思います。全然カリッとしていませんでした。まあさっくり感とふわっと感はあった気もします。

鶏とかぼちゃは及第点かと思います。レンジで作ったと言われなかったら気づくことはないでしょう。全然違う料理を一度に二品作れるのは時短の意味でも電気代節約の意味でもいい感じです。

材料を事前に切ったりしておけば、あとはボタンひとつで完成するのは大きな魅力です。火を使っていないのでその場につきっきりにならなくて済むのも大きな利点ですね。

他にもオーブン機能を活用した、ピザとかバウンドケーキとかはなかなかいい感じに仕上がっています。スチーム機能を利用したシュウマイや肉まんは、この機種ならでは、ということではないですが、以前のレンジに比べて相当美味しくなりました。スチーム機能を使った後は庫内に水滴が残るので拭き取らないと気持ち悪いけど。

ということで、まだまだ試していないレシピもあるし今後も活躍してくれそうなレンジです。オススメ。

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