HOKA ONE ONE

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HOKA ONE ONE CHALLENGER ATR 3

HOKA ONE ONEのシューズを知っている人はまだまだ少ないと思うのですが、かなり良い製品だったので紹介させてください。

HOKA ONE ONEは厚底シューズの代名詞的ブランドです。

写真でもわかる通り、びっくりするくらいの厚さのミッドソールを備え、柔らかい感触とそれでいて軽さを感じられる、トレイル用ランニングシューズを作っているメーカーです。ちなみに「HOKA ONE ONE(ホカオネオネと読む)」にはTime to fly(飛び出すとき!)という意味があります。

この柔らかい厚底が非常に気に入りました。感動したくらい。

ということで、まずはこのシューズに出会う前までのストーリーを。

自分は昨年からふくらはぎに不調を抱えていて、ランニングする時にちょっとでもスピードを上げたり、走る距離を伸ばそうものならば、軽い肉離れのような痛みが襲ってきて、思うように走れませんでした。

ゲイターを利用したり、長期休養をしたり、走る代わりにウォーキングをしたり、と色々試してみましたが、改善はされていない状況です。ただ、ターサージール(上級者向けランニングシューズ)を履いて走った時よりGEL-DSトレーナー(初中級者向けランニングシューズ)を履いた時の方が痛みが出にくいということもわかったので、この辺りに改善のヒントがあるとは思っていました。

靴を変えれば良いのかもしれない。となると超初心者向けでクッション性能が高いGEL-KAYANOとかにした方がいいのかなとASICS好きな自分は思ったのですが、GEL-KAYANOはちょっとお高いし、重たいし、今更初心者向けのシューズを履くのも嫌だしなあとよくわからないプライドのせいもあり購入は見送っていました。(正直、Amazonで安くセールしていた時は相当迷いましたが)

と、今利用しているシューズはそのままで、靴の性能をあげる方法を思い付きました(というか雑誌の広告で発見しました)。ランニング用インソール、つまり中敷を高機能なヤツに交換することです。

SUPERfeetというブランドのインソールはオーバープロネーション(過剰回内)の人から足を守ることできるとのことで、例えば足底筋膜炎などを防止できるとのこと。自分はオーバープロネーション気味だし、朝は踵痛いので足底筋膜炎っぽいし、丁度良さそう。と思ったら4,800円と結構お高いし、アーチに合わせてインソールの種類(グリーンだのブルーだのブラックだの)を選択しなきゃなので試し履きは必須っぽいので少し面倒そう。

とにかく、インソールがどんなものか試してみるか、と池袋のL-Breathに行ってみたところ、HOKA ONE ONEに出会ってしまったのです。SUPERfeetが置いてあったのは通常のオンロード用ランニングシューズコーナーで、そこにHOKA ONE ONEのシューズがたくさん陳列されていました。以前から自分はトレランシューズとしてのHOKA ONE ONEを知っていましたが、普通のランニングシューズも発売していたのか、と手に取って眺めていたら店員さんに話しかけられました。

研修中、という名札を付けてはいたものの、とても親しみやすそうな店員さんに、ふくらはぎの不調の話をして、Superfeetを試してみたいのだけどと伝えると、「勿論試すことはできるのですが、時間があればこのHOKA ONE ONEも試しませんか」と。

履かせていただいたのはHOKA ONE ONEの定番モデルだというクリフトン4。履いてみた感触的に、厚底なのにすごく軽いし、違和感なく走れることに驚きました。店員さん曰く、インソールを変えるのも一つの手ですが、抜本的に改善するためにはシューズを変えたほうが良い、と言った内容を、個人差もあるし確実ではないのですが、という前置きをしつつ懇切丁寧に説明してくれて、自分も確かに今のシューズとは全く違うということは実感できました。比較のためにGEL-KAYANOを試着させてもらって少し重いなと感じつつ、そしてなぜかSuperfeetは試さないまま、しかしこの日はシューズは買うつもりがなかったのでもう少し悩みますと帰宅しました。

HOKA ONE ONEの評判をwebで検索していると、かなりの高評価であることがわかり、最近ではナイキも軽量厚底シューズを出してきたりと、厚底シューズにちょっとしたブームが来ているみたいです。インソールの買うよりもシューズを交換した方が効果が高いという店員さんの言葉にも後押しされ、そしてwebでセール情報を見つけてしまったため、購入を決意しました。本当はお世話になった研修中の店員さんから買いたかったのですが、L-Breathのwebでセールをやっていたので、そちらで購入させていただきました。(もうすぐ期限切れとなる期間限定のdポイントを保有してて、それが利用できたので、かなりお得に購入できました)

自分が購入したのは、クリフトンではなく、チャレンジャー ATR 3。このシューズはトレイルランニングのクリフトン、と言われていて、つまりは全路面対応型の定番シューズということになります。どうせならトレイルでもHOKA ONE ONEを履いて走ってみたいという気持ちや、自分の中でHOKAといえばトレランというイメージが大きかったので、トレランモデルを購入しました。

ちなみに2018年1月に最新モデルであるCHALLENGER ATR 4が発売されていたので、3はセール対象になっていたのでしょう。でも最新モデルの方が軽いので、お金に余裕があれば4を購入することをオススメします。

HOKA ONE ONE challenger atr 3

というわけで前置きがかなり長くなりましたが、次はHOKA ONE ONEを履いて、走ってみた感想を。

まずはシューズに足を入れてみたところ、あれ、思ったよりも締め付けがキツいと感じました。店頭ではクリフトンを試したので、チャレンジャーATRとはサイズ感が違うのかもと焦りましたが、つま先の位置は問題ないし、シューレースを調整することでキツさは緩和されましたが、普通のシューズよりは圧迫感があるような気がします。しかし走り出してみると踵のホールド感といい、つま先の位置といい、足の全体の包まれ感といい、ジャストフィットでした。ただ、自分はそもそも足幅がD〜Eで細めなので、ジャストフィットだったかもしれません。AmazonのサイトにはワイズがDと記載してあったので、他のシューズより気持ち細めな感じがします。

走り始めるとその軽さに驚かされます。軽い軽いと言っていますが、実際に重さを測ってみると、270g(26.5cm/片足)でした。数値的にはGEL-DSトレーナーよりも20g程度重いのですが、それを感じさせない軽さです。恐らくボリューミーな見た目に反して軽い、と言った感じなのかもしれません。

そして、何よりそのクッション性。少し大袈裟な表現かもしれませんが、常にフカフカの芝生の上を走っているような感覚です。トレラン的にはウッドチップとかたくさんの落ち葉の上を走っている時の感触。地面からの突き上げがほとんど感じられません。それでいてスピードを上げても力が逃げることもございません。なんていうかバネっぽい力でスピードに乗せてくれる感じです。

厚底になるとふわふわする代わりに不安定になりそうなイメージがあったのですが、安定感も抜群です。これは地面への設置面積を増やすことで安定性を保っているとのことです。どんな走り方をしてもシューズがサポートしてくれる安心感があります。

とりあえず6kmほど6:00/kmのペースで走って来ましたが、ふくらはぎの痛みは出ませんでした。これだけで最高です。

今までは、ふくらはぎの痛みに怯えて、スピードを調節したり、ふくらはぎの負担にならないような走り方をしたりと色々考えながら走っていましたが。

「細かいことはいいんだよ、お前は何も考えずに、とにかく走っていればいいんだ。」

シューズが、そう、語りかけてくれているようです。

なんだか最後はスピリチュアルな感じになってしまいましたが、この感動を、HOKA ONE ONEが足を守ってくれている感じを、ぜひ体験して欲しいと思います。

最後に、蛇足を。

正直、カラーリングは好みではなかったかもしれません。

自分は、どうしてもブルー系の色を好むので、今回もそれ系統のカラーリングを選んだつもりでしたが、なんだかイエローな部分が強すぎるのと、グラデーションが若干安っぽく見えるのが、不満です。トレランをはじめスポート系シューズのカラーリングは派手なのが多いのですが、その中がでもシンプルな配色を選ぶべきだったかも、と思います。

なお、HOKA ONE ONE公式サイトでも結構な割引率のセールをやっていたりします。自分はお世話になったL-Breathで購入しましたが、サイズが確定している場合は以外はサイズ交換が面倒な通販はオススメしません。Amazonはサイズ交換時の送料まで無料なので、非常に便利なのですが、HOKAに関してはそこまで安くなかったです。

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