二本木峠・皇鈴山トレイルランニング

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皇鈴山

先週の天神山ランニングが、時間をかけずに気軽な感じで非日常を味わえたのに味をしめて、今週も気軽なひとりぼっちトレランを開催してきました。

男衾駅から寄居駅までの天神山トレイルランニング

前回はトレイルがほとんど無かったのが反省点だったで、今回はトレイル率が高さそうなコースを、いつもの東上線の「電車でハイキング」から探します。こちらのサイトを活用し過ぎていて、すでに行ったことがあるコースばかりで選択肢が少ないのですが、今回は今まで敬遠していたバスを使ったコースを選択しました。

http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/nihongi/

しかしバスは電車以上に本数が少ないので、時刻表を確認しながら計画的に行動しなければなりません。つまり行き当たりばったりではダメで時間通りにきちんと早起きする必要があります。朝起きた時の気分でその日の行動を決めたい自分にとっては、バスはなかなか敷居が高いのです。

今回は東上線小川町駅から、白石車庫行きのバスに乗るのですが、このバスがなんと満員状態。小さなマイクロバスだったというのもあり、ハイキングシーズンというのもあり、朝の埼京線(乗ったことないけど)並みにぎゅうぎゅうでした。しかも運賃が500円。電車に比べると高く感じてしまいます。

しかし、内出(打出)バス停を降りるとそこはもうハイキングコースの入り口。アプローチの良さは電車よりはバスですね。気を取り直して、早速トレラン開始です。

皇鈴山看板

今回のコースはありがたいことに看板多めで立ち止まって地図を確認することは少なかったです。ちなみに「外秩父七峰縦走ハイキングコース」の看板が多く、その案内と今回のコースは被っていたので多いと感じたのかも。

皇鈴山登り

ちなみに始めの目的地である二本木峠まではかなりキツい斜面が続いていたような。あまり走れず、歩いていたシーンが多かったです。そうだよ、トレランってツラいんだよと自分に言い聞かせながら、頑張ると見せかけて写真を撮るという名目で立ち止まってはちょこちょこ休憩します。

皇鈴山野原

なんだかよくわからないけど、牛さんがいたら喜びそうな野原とかを写真に納めては、「いい景色だぜ(ゼイゼイ)、トレラン最高(ハアハア)」とか思ったり、思わなかったり。

二本木峠

そんなこんなで二本木峠に到着。こちらは舗装路上にあるのですね。どこに二本の木があるのかなと思っていましたが、いや、木は数え切れないくらいたくさんありました。ちなみにちょっと終わりかけでしたが、ツツジがいい感じのシーズンです。

次の目的地は皇鈴山。看板多すぎて、逆に迷いました。

皇鈴山ツツジ

皇鈴山の前に、愛宕山を通過するのですが、このあたりはツツジの中を走っている感じになります。素敵なコースです。若干登山客も増えてきたような。そういえば朝バスで一緒になった人達も内出(打出)バス停で降りたんだけど、どこに向かっていたんだろう。

アップダウンが続き、トレラン的にもとても良いコースです。

皇鈴山

皇鈴山到着。やっとこの山の読み方が判明しました。この山頂は眺望が素晴らしいと書いてあったのですが、最初はこんなもの?と思っていのですが山頂看板のある場所から反対側に素晴らしい眺望が広がっていました。それが一番上の写真になります。条件がいいと筑波山とか見えるみたい。

ちなみにコンビニで見つけてコレは良さそうと購入した凍ったアクエリアスを飲もうとしたのですが、全然溶けてなくてほとんど飲めませんでした。

ここまででかなり満足感(疲労感)を得られましたが、次は登谷山を目指します。

登谷山

登ったり下ったり、舗装路に出たりトレイルを走ったりしながら登谷山を目指すのですが、途中の分かれ道がなんか素敵でした。真ん中の入り口が登山道なのですが、まさにここから尾根道が始まりますと行った雰囲気が良いです。

皇鈴山階段

途中なんか激しい階段が現れて心が折れそうにもなりながらも、歩いたっていいじゃないか、人間だものとゆっくりとしたペースでクリアしていきます。

と爽やかにトレランを楽しんでいる風ですが、実はこの季節、蝿がめっちゃ多くて参ってしまいます。本当に五月蝿い。

登谷山

急にひらけた場所に出たと思ったら、今度はクマバチがブンブン飛んでいます。温厚な蜂だとわかっているけどやっぱり少し怖いです。ということで早々に退散してしまいましたが、どうやらここが登谷山だったようで。看板を見逃してしまいました。

釜山神社

ここからは舗装路でほぼ降り基調。ペースも上がります。途中で釜伏峠に、狼の狛犬に見守られた釜山神社の参道入口があり、その厳かな雰囲気に行ってみたくなりましたが、時間的に厳しいので今回は見送り。

というか、午前中には帰ってくるよと家を出たのですが、この時点でまだ半分の距離にも達していない。ここからゴールの寄居駅までは8kmくらいあり、時間的には乗りたい電車の発車までは1時間強。やばいやばいと思いながら、ここからはペースをあげて写真休憩も少なめに進みます。

この最後の追い込みがかなり疲れました。山を抜けてからは直射日光を受け、暑さにもやられつつも、ペースを落とすわけにはいきません。前半の登りで溜まったのふくらはぎの疲れも出てきて体が重たく感じます。

結局、電車発車の20分前に寄居駅に着くと、それでも溶けていないアクエリアスは諦めて、自販機でキンキンに冷えた身体に悪そうな炭酸水を購入し、身体に流し込むと、ああ生きてるって素晴らしいと柄にもなくすべてのものに感謝したくなりました。

皇鈴山装備

最後に、今回の装備です。アウトドアの遊びにGoProは欠かせません。あとは一応上着。いつもカバンに入れておくだけで使ったことはないですが、お守りというかマナーとして。Kindleは電車移動に1時間程度かかるので。防水設計は助かりますね。財布は電子マネーが使えないことが多いので必須です。サングラス&帽子は季節的に必要ですね。

上記に加えて、飲み物とiPhoneXを持って行ってます。地図についてはヤマレコMapというアプリで代用していますが、正直まだ活用できていません。ハイキングレベルだと「電車でハイキング」に掲載されているPDFファイルの地図で十分かも。

というわけで、かなり疲れた今回の旅。その日の午後は、実家で畑仕事を手伝わされたのですが、ぐったりしてあまり使い物になりませんでしたよ。

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