GEL-DSトレーナー20で走ってみて

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としまえん

GEL-DSトレーナー20を履いて、延べ40kmくらい走ってみたので、レビューっぽいことをさせていただこうと思います。

良いところ

まず前回お伝えしたときに感じたとおり、とても軽いです。

はじめに足を入れたときに、軽いなとは感じてしました。それが走っているときにも続きます。柔らかい素材感もありふわふわした感じです。必然的にストライドが短くなりちょこまかと速い足さばきになります。さらに、10kmを超えて走ってみたところ、いつもなら足が重たく感じ地点でも、それが全然感じられず、軽い靴ってすごいなと思いました。

あとは、GT-2000 NEWYORK2に比べて速く走れます。もちろん疲れますが、これが最大のメリットだと思います。このスピードを知ってしまうともう初心者用のシューズには戻れないです。

悪いところ

足に負担がかかります。着地時の衝撃が思ったより大きく不快なのと、走った後にふくらはぎあたりに筋肉痛がでます。

ちゃんとしたフォームで走っていないと、着地する度にズンズンと足全体に衝撃がはしる感じがあります。常にフォームに気を使わないといけないのですが、疲れてくるとがむしゃらな適当フォームになってしまうので辛いです。フォームを気にするというのは具体的にはフォアフット走行(足の前の部分で着地する走り方)のような感じで走ると衝撃がないのですが、この走り方をすることでふくらはぎあたりに負担がかかっているようです。

あとは踵部分のフォールド感も弱いような気がします。なんか脱げそう(そんなことは絶対にないのですが)な感じがします。走っているときにそんなことを思ってしまうと気になってしまうものです。足のサイズは正確に測り店員さんと相談したうえで購入しましたが、26.5cmよりも26.0cmのほうがよかったかも。ただ、シューレース(靴ひも)をぎゅっと結ぶ事である程度は解消できます。

まだ評価ができないところ

変なフォームで走っていることがわかってしまうこと(オーバープロネーションで走っているということかもしれない)。良くも悪くもGT-2000 NY2に比べて繊細です。

また、上記でストライドが短くなりがちと書きましたが、GEL-DSトレーナー20で走っていて快適なのはストライドは大きく、かつスピードをあげたときです。それなりのスピードでバネを使って走るイメージです。疲れてスピードがでない時は変なところに衝撃がきて不快です。

DSトレーナー20

最後に、悪いところであげさせていただいたサイズについては、まだ正解はわかりません。26.0cmでは違う問題点も出てくるかもしれませんし。究極にはオーダーメイドがよいのでしょうけど、同じ靴でサイズ違いを試せる(実際に走れる)機会があるといいのですが。

新しいシューズのおかげで新しい世界(スピードをだせること)を知る事ができたので、あとは体力をつけてその速度を持続できるように、そしてシューズに負けないような走り方を身につけたいと思います。さすが中級者用のシューズ、万人向けとはいかないようです。

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